ウーマン・イン・ブラック2 死の天使 -凡人の感想・ネタバレ-

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執筆日:2018年2月20日

簡単なあらすじ・ネタバレ

前作ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館から40年後の1941年の第二次大戦中のロンドン。孤児院の教師のイヴとジーンは子供を連れてあのクライシン・ギフォードの村にある呪われた館、イール・マーシュの館へと疎開した。しかし40年が経過してもジェネットの怨霊は存在していて、不可思議な現象が起きる。ジェネットは失語症の子供エドワードを特に気に入っているようだった。イヴはイギリス空軍所属の青年ハリーに助力を乞う。ハリーとの調査で館にまつわる呪われた因縁を知ることになるイヴ。もうこの館にはいられないということで場所を変える。結局、館ではトム、ジョイスという子供が死んでしまったのだった。ハリーの案内で軍の飛行場へと移動するが、そこでも突如明かりが消えてジェネットが襲い掛かってくる。イヴは「見なければ襲われない」ということでイヴ、ハリー、ジーン、その他子供たち全員が手を繋いで目をつぶっていたが、幽霊など信じないジーンが目を開けてしまい、その瞬間ジェネットが現れ、パニックになる。エドワードが出ていってしまうのでハリーが追いかけたが行方不明になってしまった。軍人たちが助けに来てくれたが、イヴだけはまだエドワードの生存を信じてイール・マーシュの館へ向かった。館の2階から外を見るとエドワードが沼地に入水自殺をしようとしているところだった。水中からはジェネットに殺された者たちの手が現れて引きずりこもうとするそれを止めようとするイヴだが、イヴも引きずり込まれてしまう。そこに現れたのはハリー。彼は2人を救出し、自分が身代わりに引きずり込まれてしまった。ロンドンに戻ったイヴやエドワード。もうジェネットは現れないとエドワードに言うイヴ。しかしハリーの写真が入っている写真立てが割れ、そこにはジェネットの怨霊が映り込んだ。

詳細なあらすじ・ネタバレ

1941年のロンドン。前作ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館からは40年の月日が経過。空襲に遭いロンドンは廃墟と化していた。
戦火から逃れるため、孤児院の教師のイヴ ・パーキンスジーン・ホッグは子供たちを連れてあのクライシン・ギフォードにあるイール・マーシュの館へと疎開することになった。新たに孤児になったばかりのエドワードはショックで言葉を失っていた。

途中の列車でイヴはハリー・バーンストウという中尉、操縦士に会う。彼もクライシン・ギフォードにある飛行場へと向かうのだった。イヴとハリーは互いを気に入った様子だった。

クライシン・ギフォードの村は40年前は健在だったが、現在では無人になっていて鬱蒼としていた。どんどん移送中のバスがパンクしてしまう。
廃墟が並ぶ村の中、「日曜に死んで月曜に現れた。見ちゃいかん」という意味不明な言葉を話す不気味な男性が一人だけ住んでいた。

イヴ、ジーンとと子供たちは館に辿り着いた。ジーンは館はただの廃屋だと文句を言うが、案内人のローズ博士はもうここしかないと言う。
前作でジェネットが自殺した因縁の子供部屋に入るとイヴは異様な雰囲気を感じ取った。

博士が去った後、エドワードとイヴは話していたが、ジーンにもう就寝時間だと言われ寝静まった。
イヴが眠っていると壁に穴が開いているのに気付いた。そこを切り裂くとその先に突然病院の風景が。「あの子に合わせて!」と叫ぶ女性の声。ゆりかごに近づくと突然そこから手が出てくる。それはイヴが見た夢だった。
目を覚ましたイヴが物音に気付くと椅子が揺れ続いていた。壁には「彼を見捨てた」というメッセージが書かれていた。何者かの気配を感じ取り、黒い服を着た女性を見た。彼女は前作でも館に棲みついた悪霊のジェネット・ハンフリーだ。
翌日、エドワードは館の中で一人絵を描いていた。エドワードをからかい半分でかくれんぼに誘うジェームズトム。 エドワードが隠れジェームズを捜そうと2階の子供部屋へと入っていってしまう。
そこで外からジェームズとトムがカギをかけてしまいエドワードを閉じ込めてしまう。エドワードは何者かが後ろから迫ってくるのを見た。
イヴが騒ぎに気付いて部屋に入ったところジェームズは部屋の床に座り込んで部屋の隅を見ていた。

そんな時、館にハリーが訪れる。ハリーとイヴは交流して親交を深める。
ハリーはバイクで館から離れるが、海の道の中で何か身震いさせて怯えているような表情を見せる。

エドワードの様子がおかしいので様子を聞くとエドワードは筆談で「言うなと言われた」と答えた。そして「彼を見捨てた」という言葉もイヴに見せた。
夜間、イヴはジーンと話す。ジーンの子供も軍人らしいが、話を聞こうとするとジーンは離れてしまう。ジーンは「敵は心に潜む」と言った。

2日目の夜、寝床に黒い服の女性がいることにトムは気付いた。そしてその黒い影が近づいてきた。その後、トムは一人で外に出て行ってしまう。 早朝、イヴとジーンはトムを捜索しに行った。館付近の泥に沈んで倒れて死んでいた。

イヴはローズに「館には誰かいる」と言うが動揺しているだけだと言われる。
イヴが近くを歩いていると「ジェネット・ハンフリー」と「ナサニエル・ドラブロウ」の墓を発見する。 そしてまた黒い服の女性を見つける。追いかけていくと崖から落ち、霧の中で何者かの悲鳴を聞いた。それはジェネットの姉のアリス・ドラブロウのものだった。

そこにやってきたのはハリーだった。イヴは半泣きで抱き着いた。
ハリーに相談するとイヴとハリーは館を共に調べることになった。そこでイヴはどこかのカギを発見した。
ハリーはすでに故人のアリス・ドラブロウの声が録音された蓄音機を発見した。
アリスの声はジェネットの息子のナサニエルの死についてを語り出す。館近くの道を走っている時、馬が足を滑らせて沼地に入ってしまった。それをジェネットは館の子供部屋で見ていたのだという。
それからジェネットは罪悪感をアリスを責め続けた。アリスの声は「やめてジェネット。あなたはもう死んだの」と言った直後に絶叫。同時にイヴが探索していた子供部屋でも首つりをするジェネットの幻影が現れて過去と現在がリンクする演出。

イヴとハリーは館にまつわる呪われた事情を知った。カギは村にあるどこかの鍵だと判断して村へと向かった。
館前の道は干潮時だけ通れる海の道。ハリーは必要以上にスピードを出す。海で撃墜されて部下を殺すことになったため、海がトラウマになっていたのだ。バイクで運転していた時の怯えもそれによるものだった。

イヴは一人で村を調べる。前作で登場したジェローム弁護士の家を発見した。一方、孤児の一人のジョイスという女児が姿の見えないエドワードを捜していた。
イヴがジェローム家を調べていると、鍵はある箱のものだった。そこにはナサニエルへの手紙が入っていた。館に行く前に出会った怪しげな男が忍び寄り、イヴを部屋に閉じ込めてしまった。男は「子供が連れていかれる。もう手遅れだ。自分は目が見えないから助かったが仲間は見たから死んだ」と言う。
一方館のジョイスはジェネットの呪いにかかり、自分の首を締めて死のうとしていた。しかしジーンが発見して救出した。イヴも機転を利かせて男の元を離れた。ハリーと共に再び館に向かうが、村には子供の人影が多数おり、イヴとハリーが乗る車を見送っていた。

イヴはナサニエルへの手紙を読む。内容は「ジェネットはアリスに精神病院に入れられる前にナサニエルを連れ去ろうとしていた」という話だった。
イヴはジーンにここを出ないとと言うがジーンは全く信じなかった。
空襲のための戦闘機が空を飛んでいたので明かりを消して貯蔵庫へ行くイヴたち。イヴはそこでハリーに過去を話す。イヴには息子がいたが、結婚していない時の子供で若すぎたからと、どこかに連れていかれたのだという。
ジェネットに「彼を見捨てた」と言われていたが、それはそういう意味だったのだ。夢の中で見た出産のシーンもジェネット自身の経験だった。
ハリーは過去に囚われるなと言う。しかしイヴはジェネットはエドワードを狙っていると感じていた。 照明が消えたところでジェネットが現れ、ジョイスがいつの間にか消えてしまっていた。ジョイスはマスクをかぶり自ら命を絶ってしまった。その周囲にはジェネット、それに殺された多数の子供たちの亡霊もたたずんでいた。

これによりようやくジーンも館が危険だとわかり、ハリーの手はずでイヴ、ジーンと子供たちは飛行場へと向かうことになった。
だが実は飛行場は何もなくてハリボテだった。ハリーは部下を死なせた一件で降格されていたのだ。ハリーはイヴに失望されるのが嫌で黙っていたと言う。しかしイヴはハリーにキスをした。

飛行機で脱出するということはできないが、飛行場の屋内で翌日まで過ごすことになった。イヴはここでハリーが映る写真を見つけた。
周囲の様子がおかしくなり、勝手に照明が消える。そしてジェネットの声が聞こえてきた。イヴは村にいた老人の言葉をきっかけとして「目をつぶったままならば大丈夫」と言って全員で円陣を組んで手をつなぎ、目をつぶり祈りの言葉を唱えるように促した。。しかしばかげているというジーンが目を開けたその瞬間、ジェネットが現れる。ジーンは絶叫しイヴは気絶してしまい、エドワードは外に出て行った。

エドワードは飛行場に置いてあるハリボテの機の中に入っていく。ハリーはそれを追いかけるが、振り返ったその顔は青白く、ジェネットに殺された子供の亡霊の一人だった。ハリーは本当のエドワードを発見して追うが、エドワードは飛行場にある篝火の爆発(空襲機に対する偽装のためのもの)に巻き込まれた。

イヴは気絶している間ハリーは意識を取り戻したイヴにエドワードが死んだと伝える。
飛行場には軍所属の迎えのジープが来て駅へ向かうことになる。ジーンは「私のせいね」とイヴに懺悔する。しかしイヴは「まだエドワードは生きてる」と言って車を運転して館へと向かってしまった。

真っ暗で無人の館でイヴはエドワードのベッドが膨らんでいるのを見つける。そこには別の子供の死体があったが、一瞬目を話しただけで消えてしまっていた。そして2階の子供部屋で音がし始めた。
中に入ると扉の鍵がかかってイヴは子供部屋に閉じ込められてしまう。そしてそこから外を見るとナサニエルが死んだ沼地にエドワードが入ろうとしていた。イヴは子供部屋の床を踏み抜いて落下して脱出。

イヴがエドワードを助けようと沼に入ると沼から手が出てきて妨害する。エドワードに「強い心で彼女と戦え」とジーンの言葉を使ってエドワードに正気を取り戻させようとする。それによりエドワードは自我を取り戻したが、沼に引きずり込まれてしまった。
イヴは潜って助けようとするがイヴも手に捕まってしまう。水上ではジェネットが見下ろしていた。しかし突如、水恐怖症だったハリーが飛び込んできて二人を救出する。イヴとエドワードは助かったが、ハリーは「行け!」と言ってわが身を犠牲に。二人の代わりにハリーが引きずり込まれてしまったのだった。
水に上がるとエドワードは「ごめんなさい。もう彼女はいなくなった」と声を出した。

こうして館の一件は終わった。イヴたちはロンドンに戻った。エドワードの誕生日の日になり、イヴはエドワードに絵を描くための鉛筆を渡した。エドワードは「もう戻ってこない?」と聞くとイヴは「ハリーが守ってくれているから大丈夫」と言う。
二人は家を出て行った。イヴは飛行場で見つけたハリーの写真を写真立てに収めていた。カメラがそれを映していると突如写真立てにヒビが入り、そこにジェネットの黒い影が映った。

感想・評価

前作ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館の感想で「続編があってもどうせバッドエンドだろうなあ」と書いたが、まさにその通り。稀に見るレベルでド悪霊なジェネットが浄化され成仏されるはずなどなかった。

後はアリスとジェネットの姉妹の因縁に関してもう少し掘り下げられたらなあとも思っていたが、これはアリスが遺した蓄音機のメッセージという形で表現された。アリスは前作だと「性格が悪いこと」「ジェネットを精神病扱いしてその息子のナサニエルを養子にしたこと」「ナサニエルが死んでもその亡骸を埋葬しようともしなかった」「ジェネットを苦しめるためにナサニエルを奪ったこと」という断片的な情報はあったが、今回のアリスのメッセージから推測するとこの中で少なくとも「亡骸を埋葬しなかったこと」と「ジェネットを苦しめるために〜」というのは誤解があったと言えるだろう。亡骸を埋葬しなかったというのは、前作でも言われていた通り探しても遺体を発見できなかったから仕方なかったのであり、ジェネットを苦しめるという意図も恐らくはない。話をまとめると「精神的におかしいジェネットに子育ては無理だと判断したアリスがナサニエルの身を案じて養子にし、育てることにした」ということになる。前作ではジェネットは被害者だったようにも見えたが、今回の話からするにナサニエルの死に関しては非がないアリスを精神的に追い詰めた上に自殺し、怨霊となってもアリスを責め続けた、というジェネットの実情が今回は見えてくる。
まあ、こんな予想ならば前作時点でもついたものなのだが、とにかく前作では「アリスに非があった」ように描写されていたので、それは間違っていた、というのは今作を見ないと知り得ない部分ではある。

恐怖演出に関してだが、今回も前作同様にお化け屋敷形式。無音だと思ったら大きな効果音と共にドギャーン!と驚かしてくる。うーん、やっぱりこういう作品は苦手。
前作から40年経過しているために今回はクライシン・ギフォードの村がほぼ無人になっているため、若干緩急を感じられないのも残念な点だと思う。どういうことかというと、前作の場合、館からアーサーが離れれば一息つくことはできたのだが、今回は休憩ポイントとなる村が存在しないうえに常に子供が主人公の周囲にいるのもあり、どこにいてもジェネットが襲ってくる可能性があるため、メリハリがなくなってしまっている。安らぎパートがあってこそ恐怖パートも輝くというものだが、今回はそれが無いのだ。
しかし前作を見ていれば2階の子供部屋に登場人物たちが近づくたびに心臓の鼓動が早くなって嫌でも緊張するところでもあり、恐怖を感じることができるはず。

あと、前作から続けて見て思うのだが、この作品ってまさに色々な意味で「洋製の呪怨」だよなあと感じる。以下のような共通点がある。

呪怨の伽椰子とこちらのジェネット、危険度はどちらが上かというと、恐らくジェネットだろう。伽椰子は少なくとも家を訪問しなければ安全だが、ジェネットに関しては「少し刺激しただけで周辺にまで被害が及ぶ」のだ。館に近づくことすら危険。圧倒的理不尽さだ。伽椰子VSジェネットがあれば恐らくジェネットが僅差で勝つだろう。

どうでもいい話をしてしまったが、まとめると、前作の続編としてそこそこ無難な出来にはなっているので、前作を楽しめたのならば是非とも観るべき作品だと思います。

人物解説

イヴ・パーキング

演:フィービー・フォックス
主人公。孤児院の教師。第二次大戦の戦火から逃れるため子供たちを連れてクライシン・ギフォードの村への例の館と疎開するが、前作の主人公アーサー同様、ジェネット・ハンフリーの怨霊の脅威にさらされる。より若い頃に子供を出産しているが、まだ若すぎるとのことで子供はどこかに連れていかれてしまったらしい。その事は強い罪悪感として残り、今も胸を痛めている。アーサーと違って生存はしたが、ラストシーンで変わらずジェネットに狙われていることが示唆されているので、結局は悲劇を迎えた可能性は高い。

ジェネット・ハンフリー

前作から40年経過しても変わらずイール・マーシュの館に居続ける強力な怨霊。前作ではあくまで子供だけを狙っていたが、今回、村にただ一人残っている盲目の男は「仲間は観たから死んだ」と言っているため、子供だけでなく大人までも殺すようになっているようだ。理不尽さはさらに増している。

ハリー・バーンストウ

演:ジェレミー・アーヴァイン
空軍中尉でパイロット。イヴたちが列車でクライシン・ギフォードへ向かっている時に出会うので、明らかに前作のアーサーとサムの出会いを意識したものになっている。立場も前作のサムと同じく主人公の相棒ポジションだが、イヴとは男女として親しくなり、最後にはイヴとエドワードの身代わりで死んでしまうため、サムとは違い直接的に不幸を被っている。水恐怖症だということをイヴに告白するものの、最後には水に飛び込んでイヴとエドワードを救出する。しかし無惨にも死んでしまう。

ジーン・ホッグ

演:ヘレン・マックロリー
孤児院で一番偉い人。厳しい教師。准将夫人。他人に隙を見せないようにするため常に高圧的。しかしそれは自覚していて、生きる術だとイヴに説明した。しかし幽霊などいないとイヴの言葉を否定し続ける。飛行場でジェネットが現れた時「目をつぶって円陣を作る」というイヴのとっさの名案をバカにして目を開けてしまったためにジェネットが現れ、その拍子にエドワードが行方不明になってしまった。その後「一生後悔するわ」とイヴに懺悔していた。

エドワード

演:オークリー・ペンダーガスト
空襲で家が焼けたために両親を失ってしまい、失語症になった子供。館でのエドワードのベッドの真上はちょうど子供部屋で、上から覗き込むことができる。ジェネットには特に気に入られたようで、すぐには殺されなかった。沼地で入水自殺しようとしていたがイヴ、それにハリーに救われ、言葉を取り戻した。

村の生き残りの男

滅んでしまったクライシン・ギフォードの村にただ一人居座り続ける盲目の男。もはや半分は狂っているような状態。「仲間はジェネットを見たから死んだ」とイヴに向かって言い、これをヒントにしてイヴは飛行場で目を瞑ってジェネットをやり過ごすことを思い付いたのだが、それもジーンにより台無しに。40年も経過しているので、前作で搭乗した人物の誰かということもないだろう。逃げたイヴを追って外に出てきた時、周囲には大量の子供の亡霊もいた。こんな状態でどうやって生活しているのか…。

アリス・ドラブロウ

ジェネットの姉。前作では姿どころか声すらも出ない人物だったが、今作ではハリーが館を探索してアリスのメッセージが録音された蓄音機が発見される。今回「ナサニエルを大事に育てていたこと」や「ジェネットにナサニエルを死なせたと責められ続けていた」ということが明らかに。前作では「このアリスが元凶ではないか」と書いたが、これは撤回する必要がありそうだ。しかし、「そもそもなぜアリスがジェネットからナサニエルを預かり養子にしたのか」ということに対する解答は相変わらずでていない。

ジェームズ

いじめっ子1。エドワードの絵を取り上げた上で「かくれんぼしようぜ!」と意地悪く言った。

トム

いじめっ子2。2日目の夜でふと目を覚ました時にジェネットを見てしまい、その後水際で発見された。ジェームズは無事だったのに若干不憫。

ジョイス

エドワードに対する態度がお姉さんっぽいので子供の中ではおそらく少し年長の女児。トム同様にジェネットに目をつけられてしまい、マスクをかぶって自殺する。前作でもそうだったが、ジェネットに操られると苦痛などを感じなくなってしまうため抵抗することなく自殺してしまうようだ。

フレイザー

飛行機好きの子供。飛行場の機がハリボテだと見抜いてガッカリしていた。出番はそれくらい。

項目別評価

映画「ウーマン・イン・ブラック2 死の天使」評価

前作同様にお化け屋敷系のドーン!ギャー!という演出。心臓弱い人は注意。クライシン・ギフォードの村が滅んだ後の時代なので前作と比べると悪い意味で閉塞感がある。しかし前作を見たならば是非見るべき。

凡人の感想・ネタバレ映画>ウーマン・イン・ブラック2 死の天使