サンダー・クレゲイン(ハウンド) -ゲーム・オブ・スローンズ登場人物解説-

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人物解説

サンダー・クレゲイン

王都で騎士として使える人物。
兄のグレガー・クレゲイン(マウンテン)とは因縁があり、顔にある消えない火傷の跡はグレガーにつけられた。
常に不機嫌で人を近づけない雰囲気があるが、それはこの件が消えない心の傷として残り続けている事に起因する。また、火傷をつけられた時のトラウマにより炎を見ると怯えてしまう。

シーズン1では王のそばに仕える王の盾としての役割を果たしている。ウィンターフェルへロバート王やラニスター家と同行。この時、ジョフリーともめごとを起こした、アリア・スタークの友人マイカを殺害したためアリアには恨まれることになる。槍試合の場では、ハウンドが知らぬ間にピーター・ベイリッシュがサンサ・スタークとアリア・スタークに顔の傷の由来を教えていた。ロラスに敗北して暴れ出す兄グレガーを止める。エダード処刑後にはサンサを気遣う。

シーズン2でもサンサと縁があり、暴動が発生して民衆に凌辱されそうになったサンサをハウンドが間一髪で助け出す。ブラックウォーターの戦いでは炎に怯えて逃げ出し、サンサの部屋で酒を飲んでいた。その後王の盾をやめて王都を出る。

シーズン3では彷徨っていたところをソロスたちブラザーフッドに捕らわれる。そして今までの罪を裁かれるが、兄の罪を弟の自分にまでかぶせるようなことを言われるため反論。べリック・ドンダリオンと決闘裁判を行う事になり、これに勝利する。その後、同じくブラザーフッドに捕まったアリア・スタークと共に脱走する。
脱走後、ツインズ城へと向かうとアリアの兄ロブ・スタークらが虐殺されていた。アリアを制止し、その場を離れる。

シーズン4ではアリアの母のキャトリンの妹のライサ・アリンの元へアリアを連れて行って売ろうとする。道中でアリアが殺したがっているポリヴァーを殺したり、親子から金を強奪したりする。この頃、ハウンドは自分に懸賞金がかけられていることを知る。ライサがいるアイリー城へたどりつくが、ライサは死んだ後(ピーター・ベイリッシュに殺された)ので叶わなかった。
その後もアリアと旅を続けるが、アリアを保護したがっているブライエニーと遭遇する。ブライエニーと殺し合いになるがハウンドは敗北する。瀕死になり助からないと自覚したためアリアに殺すよう乞うが、アリアはマイカの仇であるハウンドを無言で見つめ、金だけ取って去ってしまう。

シーズン5では登場せず、シーズン6で登場。アリアに見捨てられた後にレイという人物に救われる。レイは元々は兵士をしていたが、自らの過去の過ちをただすために数十人程度の集団を率いて善行をしている人間だった。だがレイもそれに率いられている人々もハウンドが仕事をしている間にブラザーフッドの無法者に殺されてしまう。この仇を討つためハウンドは無法者を追いかける。そこでソロスとべリックに出会う。この2人はレイたちを殺した無法者を処刑するところだったが、ハウンドは3人のうち2人を殺す権利をもらう。その後、ソロス、べリックに同行して危機が迫る北屁と向かう。

シーズン7ではジョン・スノウらと共に壁の北で死者を捕獲する作戦に参加する。作戦後は捕らえた死者の見張り役に。デナーリス・ターガリエンとサーセイ・ラニスターの会談でその死者を出して、サーセイら王都の人間に死者が確かに存在するということを知らしめる。

シーズン8ではウィンターフェルにデナーリス軍と共にやってきてアリアと再会を果たす。死者たちとの戦いで火計を見て怯えてしまうが、アリアの危機に動いて救出する。
その後はアリアと共に王都を目指し、兄のマウンテンと決着を着けに行く。燃え落ちる王城の中でマウンテンと戦い、最後には捨て身の体当たりでマウンテンと共に王城から落下して炎の中に消える。

相関図

サンダー・クレゲイン(ハウンド)とその関わりの深い人物との相関図
名前 解説
グレガー・クレゲイン(マウンテン) 実の兄だが、幼い頃ささいなことがきっかけで一生消えない火傷を負わせられたため、ハウンドはグレガーを殺したいほどに憎み続けている。実はその事があったとき、両親が自分ではなく兄の味方をしたことも、ハウンドの心に深い影を落としていた。シーズン8で燃え落ちる王城の中で一対一で決闘をする。胴体、顔面を突き刺しても死なないマウンテンに対してハウンドは捨て身の体当たりを行い、燃え盛る炎の中に兄と共に消えていった。
サンサ・スターク ハウンドが王都にいる間は何かと縁がある人物。シーズン1で怒りにかられたサンサがジョフリーを高所から落とそうとするのを止める。シーズン2でジョフリーのせいで暴動が起きた時サンサは民衆に暴行されかけるが、ハウンドはそれを救出する。またブラックウォーターの戦いではサンサの部屋にこもって酒を飲んでいて、ウィンターフェルに連れていってやろうかと誘う。シーズン8では久しぶりに再会し、以前の「小鳥」のような様子と違いたくましくなったサンサを褒める。
アリア・スターク ブラックウォーターの戦いの後に王の盾をやめて放浪していたハウンドはシーズン3でブラザーフッドに捕まる。サンサの妹のアリア・スタークも捕まっており、アリアが脱走した時にハウンドも共に脱走。それ以来旅を続ける。アリアにとってはハウンドは友人のマイカを殺した復讐対象だが、旅を続けるうちにアリアからハウンドに対する憎しみは消えていた。シーズン4でブライエニーと戦い瀕死になったハウンドは自分を殺すように言うがアリアは何も言わず何もせず立ち去る。シーズン8ではウィンターフェルで久方ぶりに再開する。死者との戦いの後は以前のように二人旅で王都を目指す。「サーセイはお前が殺さずとも死ぬから逃げろ」とアリアに言い、自分はマウンテンとの決着に赴く。この際、アリアからは「サンダー」と本名で呼ばれ感謝された。
ミアのソロス シーズン3でハウンドを捕らえたブラザーフッドの祭司。その後ハウンドを裁こうとする。シーズン7では共に壁の北の死者捕獲作戦に参加する。
べリック・ドンダリオン ソロス同様、ブラザーフッドの一人。本来は王家に仕える騎士だったが、グレガーに殺されてソロスに生き返らせてもらってからはブラザーフッドに。シーズン3でハウンドと決闘裁判で戦い敗北するがそこでもソロスに蘇生させられる。
ブライエニー キャトリン・スタークに剣を捧げた女性騎士。サンサとアリアを捜し続けていたところ、シーズン4で旅をしていたハウンド&アリアと遭遇。アリアを引き受けるためハウンドと殺し合いの戦いになり、ハウンドはブライエニーに敗北してしまう。その後シーズン7でデナーリスとサーセイの会談で再会した。
レイ シーズン4でブライエニーにやられ瀕死になりアリアにも見捨てられたハウンドを救出した男性。ハウンドは救われてからレイが率いる集団で行動をしていた。ブラザーフッドの中でも無法者の3人に殺されて吊るされてしまったため、ハウンドはその仇を討つ。

シーズン1での動向

1話

王の盾なので、ロバートらと共にウィンターフェルへやって来る。宴の翌日ティリオンと冗談を話す。

2話

ティリオンが言うことを聞かないジョフリーを殴ったことについて「プリンスはきっと忘れないぞ」とティリオンに忠告。キングズランディングへ向かう途中の野営地でサンサと会話。ジョフリーとのいさかいを起こしたマイカを殺して「逃げたがのろかった」と言う。これが後までアリアに恨まれる原因になる。

4話

兄のグレガーが出場する槍試合を観戦。ハウンドの知らぬところでピーターが自分たち兄弟の確執、顔の火傷の由来をサンサとアリアに話す。試合が終わった後暴れ出したため食い止める。

5話

槍試合で暴れ出したグレガーを止めるために割って入る。ロラスに感謝されて腕を持って掲げられて喝采を受けた。

8話

エダードがクーデターを起こして城内に騒ぎが起き、サンサを保護。

10話

ジョフリーを高所から突き落とそうとするサンサを止める。従順にしろとサンサにアドバイス。

シーズン2での動向

1話

ジョフリーの命名日の催しで決闘を行い相手に勝利する。サンサがドントスをかばったのを援護してかばう。

4話

マーリンに傷つけられ服を切り裂かれたサンサにマントを着せて労う。

6話

ミアセラを見送った後に発生した暴動の中、ジョフリーを守り、ティリオンの命令により民に凌辱されそうになっていたサンサも救出する。ティリオンに「よくやった」とほめられるが「お前のためじゃない」と返す。

7話

サンサから礼を言われるがつっけんどんに返す。サンサが生理が来たのを知ったためサーセイに伝える。

9話

ブラックウォーターの戦いの前、ブロンが宴をしているところへやって来る。いい気分で飲んでいるブロンに「豪傑気分か?」と皮肉る。ブロンと衝突しそうになった時にちょうど敵襲の鐘がなる。ティリオンの命令でスタニスらを迎え撃つ。果敢に戦うが、周囲が火に包まれると狼狽えて動きが鈍る。そして後方へ退却してしまい、「王など知るか」とジョフリーとティリオンの前で発言。その後サンサの部屋に潜んでいた。王の盾の立場を捨ててどこかに行こうとしていたため、サンサに「ウィンターフェルに連れていってやろうか」と誘うが断られる。自分がスタニスに殺されないと思っているサンサに「この世は人殺しで溢れている」と言う。

シーズン3での動向

2話

ブラックウォーターの戦いの後一人で王都を離れる。ソロス、アリアらが居る酒場に目隠しされたまま連れてこられる。酒を飲んで寝たところを拘束されたらしい。アリアを見つけてソロスに「こんなところでスタークの娘と何をしている?」と言い、ソロスらもアリアがスタークだと気付く。

4話

アリアらと共にブラザーフッドの洞窟へと連れていかれる。ターガリエン家を虐殺したのは自分ではなく兄だと主張。べリックの案で決闘裁判を行う事になり、そのべリックと決闘することに。

5話

決闘裁判で自分の無実を勝ち取るためべリックと戦う。べリックが剣に炎を宿らせたため驚くがなんとか勝利。べリックを殺したが、ソロスによって生き返らせられる。

7話

ブラザーフッドの元から脱走したアリアを捕まえる。以降、2人で行動するように。ハウンドはアリアを親戚のどこかに売って金にしようという目論見。

8話

寝ているところをアリアに石で殴られそうになる。気付いており、「一発で殺せなければ両腕をへし折る」と脅す。俺以上の悪党は多い、俺はお前の姉を守ったとアリアに語る。アリアをリヴァーランへ連れていくことにする。

9話

道を塞ぐ馬車を助けるが、その主の老人を殺そうとする。しかしアリアに止められる。アリアを連れて双子城に辿り着く。べリックとの決闘の時、アリアに火を怖がっていたことを指摘される。アリアを連れて馬車で荷物を運んできたふりをしてツインズ城に入ろうとするが宴は終わりだと追い返される。ロブたちへの虐殺が始まった時、アリアが城へ入ろうとしたが、「もう手遅れだ」と言ってアリアを気絶させ制止する。

10話

アリアと共にロブの遺体が晒し者にされているのを確認した後、ツインズ城を去る。アリアがフレイ家の兵を殺そうとしたのでその危機を救ってその兵を全て殺す。「今度こういうことをする時は先に言っとけ」と言う。

シーズン4での動向

1話

アリアと共に旅を続ける。ライサにアリアを売ろうと考える。アリアがポリヴァーを発見して殺そうとするので止めようとするが、成り行きで旅籠に寄ることになりその復讐の手伝いをすることになる。一人でポリヴァー一味と戦い窮地に陥るもアリアと協力してなんとか倒す。

3話

身代金を要求するため、アリアと共にアイリー城を目指す。自分はセカンドサンズへ行って傭兵になるのがあっていると言う。自分たちに食事を提供してくれた親子の家で無礼な振る舞いをする。略奪者から守ってくれる用心棒になってくれるようにその父親から頼まれるが、アリアから咎めるのも気にせず、「あの親子は冬を越せずにどうせ死ぬ」と言って金を盗んで出ていってしまう。アリアに激しく罵倒されるが「俺は最低じゃない。道理がわかっているだけだ」と返す。

5話

キャンプで寝る前にアリアが自分が殺す予定の名前を呟いているのを聞く。そこにマウンテンの名もあったので「死んだら互いにリストから消えるな」と言う。目を覚ますとアリアがいないので慌てる。アリアが剣の稽古をしているのを見つける。アリアの師匠シリオがマーリンにやられたと聞いてバカにする。怒ったアリアが本気で剣で刺してくるので顔を殴る。

7話

略奪された家で生き残りの瀕死の老人を見つける。最後に水を飲みたがったので飲ませてから心臓を突いて安楽死させる。すると突然背後から懸賞金(銀貨100枚)狙いの男に狙われて首元に深い傷を負うが首をへし折って殺す。もう一人の男ロージはアリアが殺す。アリアが火を使って殺菌しようとしたため声を荒げて「火はやめろ」と言う。お前のおかげで懸賞金をかけられることになった、逃げ場などないとアリアに恨み言。自分の顔の火傷を兄のグレガーにつけられた時の話をし、その時親もグレガーをかばい、火傷の原因は周囲には伏せられたという。こうして自分も家族に恵まれておらず、孤独に苛まれていることをアリアに話す。

8話

ようやくアリンへ辿り着くが、身代金を要求するはずだったライサが死んだということを知って愕然とする。

10話

ブライエニー&ポドリックと出会う。ブライエニーが「アリアを安全に保護する」と言うと「安全などない。俺が守る」と言う。そしてブライエニーと本気で殺し合いに。ブライエニーと接戦になるが敗北、崖から落ちて瀕死の重傷に。自分はもう助からないと判断。アリアに対してブライエニーと共に行けと言い、さらにアリアに自分を殺すように言う。「マイカを殺した時あいつは命乞いをしたぞ」「サンサを犯すべきだった」などと言ってとわざと憎まれるように挑発するが、アリアは何も言わず、何もせず去ってしまう。遠ざかるアリアに「殺せ」と叫び続ける。

シーズン6での動向

7話

アリアと別れた後死んだかと思われたが、山の中で木を切って建物を建てる仕事をして暮らしていた。そこのリーダーのレイに救われたのだった。レイに強い意志があったから生きたのだと言われ、何が生かした?と聞かれると「憎しみだ」と言うとレイには「違う、神々が生かした」と言う。「もし神々がいるならなぜ俺を罰しない?」とレイに聞くと「もう罰している」と返される。母親のまえで息子を殺したという、レイが兵士時代の過去の罪の告白をして「人助けをするのに遅すぎることはない、いつでもやり直せる」という話を聞く。そこでブラザーフッドの3人がやってきたため、レイに注意するように警告する。だがその後、自分が木を切っている間にレイたちは一人残らずそのブラザーフッドらに虐殺されてしまい、レイも吊るされていた。斧を持ち復讐へ出る。

8話

レイたちを殺したブラザーフッドの復讐に来る。すると偶然べリック、ソロスらと出会う。彼らはレイたちを殺したブラザーフッドたち3人を「ブラザーフッドの名を汚した」として処刑しようとしていた。女に弓矢をつきつけられ、「お前より強い女を知っている」と言い、その数が2人であることも教える。3人のうち2人を殺す権利を与えられたので殺し、レイたちの仇を取る。その後、ソロスとべリックに北の死者との戦いに赴くように勧誘される。

シーズン7での動向

1話

べリックやソロスと共に行動。以前アリアと旅をしていた時に金を強奪した親子の家を訪れ、心中した父と娘の遺骸を発見。べリックと話し、好きでも嫌いでもないが悪人でないと評す。なぜべリックは何度も蘇るのか、神などがいるならそこの娘は生きていたはずだと言う。ソロスに火を見るように促されてその中に氷の壁のビジョン、死人の大群が迫っているビジョンを見る。その後、ソロスと共に親子を埋葬。こんな死に方しちまってと親子の死を悼む。

5話

トアマンドらに捕らえられていたがジョンらと共に行くことを決める。

6話

べリック、ソロスに文句を言うジェンドリーに「泣き言を言うな」と言う。トアマンドが絡んでくるも鬱陶しそうにする。以前ソロスに見せられた 炎の中に見たのと同じ形の山を見る。炎につつまれたクマを前に立ちすくむ。ソロスが死んだ時「苦しまずに死ねたならいい方だ」とべリックに話す。凍った湖で死者に囲まれた時、ハウンドが石を投げたのがきっかけになって死者たちが動き出してしまう。捕らえた死者の運搬係を請け負う。

7話

捕らえた死者の搬送を担当。船の中で死者の入った箱から物音が聞こえないので叩いてみたところ反応し、狂乱したので安心する。王都でブライエニーと会い会話する。会合場所でグレガーと会い、貴様を殺すのは俺だと宣言する。会合に死者の入った箱を持ってきて開ける。暴れた死者を真っ二つにする。

シーズン8での動向

1話

デナーリス軍の兵としてウィンターフェルを訪れる。ジェンドリーにドラゴングラスで作った斧を受け取る。アリアと久しぶりに再会。「俺を見捨てた」と恨めしそうに言った後、「そんなヤツだから生き残っているのか」と皮肉を言って去る。

2話

死者の軍団との戦いの前、一人で酒を飲んでいたところにアリアがやってくる。「お前はなぜここにいる?最後に人のために戦ったのはいつ?」と聞かれると「お前のために戦った」と返す。やってきたベリックが語ろうとした時「もうソロスはいない」と言って遮る。アリアが去ろうとしたので「どこに行く?」と聞くと「年老いたお前たちと最後の夜を過ごす気はない」と返される。

3話

死者の軍団と最初は戦っていたが、堀に火をつける作戦が発動すると炎に怯えて逃げる。ベリックに「お前が必要だ」と言われても「死には勝てない」と言って戦おうとしなかったが、危機に陥っているアリアを見つけると動き出し、ベリックと共に屋内へ。アリアを救出するがベリックは死亡。ハウンドは生存する。

4話

戦いの後の宴でも不機嫌そうにしていてトアマンドや娼婦を無愛想に突き放す。かつて王都で護衛していたサンサと会話。昔は「小鳥」のようだったがラムジーやピーターと出会って過酷な経験をしてきてたくましくなったサンサを賞賛する。
一人でウィンターフェルを出たところ、同じく一人旅立とうとしていたアリアと遭遇。「また俺が死にそうになったら見捨てるのか?」と聞くと「多分そう」と言われ笑う。

5話

アリアと共に王都を目指す。アリアの目的は女王の暗殺だが、ハウンドは兄のマウンテンと決着をつけるため。
王都に着くと群衆に紛れて王城に侵入する。デナーリスがドラゴンで王都を焼き尽くし始めたため、アリアに「お前が殺さなくても女王は瓦礫に埋もれるか焼かれるかドラゴンに食われるかで死ぬ」と言ってアリアを逃がそうとする。アリアに別れ際に「ありがとう」と言われる。
サーセイ、マウンテン、クァイバーン、それにサーセイの親衛隊が階段を下っているところに遭遇。親衛隊を倒した後にマウンテンと一対一の勝負を始める。腹部に剣を突き立ててもまるで通じないマウンテンに頭を潰されそうになるが、顔面に短剣を突き立てて危機を脱する。しかしそれでも死なないマウンテンに捨て身の体当たりで王城から共に飛び降りる。マウンテン共々、燃え盛る炎の中に消えて相打ちとなる。

凡人の感想・ネタバレゲーム・オブ・スローンズ相関図付き登場人物解説>サンダー・クレゲイン(ハウンド)