ウン・ウェグ・ウン・ダール・ウン(ワン・ワン) -ゲーム・オブ・スローンズ登場人物解説-

凡人の感想・ネタバレゲーム・オブ・スローンズ相関図付き登場人物解説>ウン・ウェグ・ウン・ダール・ウン(ワン・ワン)

人物解説

壁の北に住む野人のうち「巨人」と呼ばれる種族のうちの1人。その存在自体が壁の南に住む人間にとってはおとぎ話のようなもので、ほとんどは信じてはいなかった。ジョン・スノウもそうだったが、イグリットら野人に捕らえられて野人の拠点へと連れていかれた時にはその存在を目の当りにする。
ウン・ウェグ・ウン・ダール・ウンは通称ワン・ワンと呼ばれる巨人で、ジョンの説得に応じて壁の南の連中と手を組むことに賛同する。そしてハードホームの戦いや落とし子の戦いにおいて戦う。
その巨体の通り怪力を持つため普通の人間などは簡単に引きちぎってしまい、堅牢な城門も強引に破壊することも出来る。だが巨体ゆえに鈍重で、大量の敵に囲まれる。落とし子の戦いにおいてはラムジー・ボルトンが籠るウィンターフェルの門を破壊した直後に目にトドメの矢を受けてついに力尽きる。シーズン7のラストで映る死者の大群の中には巨人もいる。生存している巨人族はほとんど、あるいは全く残っていないのかもしれないが、詳細は不明。

相関図

ウン・ウェグ・ウン・ダール・ウン(ワン・ワン)とその関わりの深い人物との相関図
名前 解説
ジョン・スノウ トアマンドの説得を通じてジョンを信じることにする。ウィンターフェルの城門を突破後、ジョンがワン・ワンに手を伸ばそうとした瞬間にラムジーに目を貫かれてワン・ワンは死亡する。
トアマンド 野人の仲間。ジョンがハードホームに来た時はトアマンドの説得があったからこそ、ワン・ワンもジョンを信じることにした。ハードホームでの死者との戦いではワン・ワンに撤退を指示。
ラムジー・ボルトン 落とし子の戦いにおいてワン・ワンが城門を突破した後、目に矢を放ってトドメを刺した男。直後にジョンに一騎打ちで敗北。
エディソン・トレット ジョンと共にハードホームへ野人の説得に来たジョンの仲間。ワン・ワンを物珍し気に見ていたのでワン・ワンは「何を見てる?」と睨んだ。

シーズン5での動向

8話

ジョンと野人たちの交渉の場にいる。トアマンドが「ジョンに協力しよう」という呼びかけに「トアマンド」と名前を呼び同意?する。死者たちとの戦いでは巨体を活かして奮戦。しかし数限りない死者が攻めてくるため、トアマンドの指示で海に入って逃げる。

9話

ジョン、トアマンドらと共にカースル・ブラックに到着して門を通る。ナイツウォッチたちに物珍しく見られる。

シーズン6での動向

2話

アリザーたち反逆者によりダヴォスたちがカースル・ブラックで危機に陥っており、エディソンが野人らに救助を求めたため、トアマンドらと共にカースル・ブラックに。怪力のワン・ワンは門をこじ開ける。一本の矢を受けるが、それを放った男を壁に叩きつけて殺す。恐れをなした反逆者たちは武器を捨てて戦意喪失してしまう。

7話

ボルトンとの戦いに参加してほしいというジョンの説得を受けて、「援護するのは死者たちとの戦いという約束だったはず」と反対する野人もいる中、ワン・ワンは承諾する行うことにする。

9話

スタークとボルトンの「落とし子の戦い」に参加する。開戦すると巨体を活かして盾兵を倒すが、槍と矢で徐々にダメージを受けていく。ラムジーは籠城しようとしていたが、ウィンターフェルの門を怪力でこじ開ける。しかしそこで多くの矢を受けた上にラムジーが放ったトドメの矢を目に受けて死んでしまう。

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