パソコン(PC)買い替え時のデータ移行 -凡人の感想・ネタバレ-
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2015年1月18日、パソコン買い替え。自分用メモとしていろいろと記録を残しておくことにする。
さしあたって、誰しもが新しいパソコンを購入して移行する前にやること、それはデータのバックアップだろう。お気に入りの画像、ブックマークなどなど。
また、自分のようにWEBサイトを持っている場合、全てのページをローカルに保存することも必要になる。
バックアップはいつも最も原始的な方法を取っている。外付けHDDによる移行だ。基本的に必要なデータを全て外付けにぶっこめばいいということになるが、これはよくよく吟味する必要がある。新しいパソコンにしてから「あれを忘れた!」ってことになると面倒だからね。
データのバックアップ
バックアップは重要であるが、自分の場合、サイト運営に必要なもの以外だと特にこだわりがないので別に無くなってもいいやってものが多い。
サイト運営のためのものっていうのは要するにウェブサイトの各ページの、ローカル(PC上)に保存しているもの。クラウドなブログやツイッターと違い、ローカルで編集しそれをアップロードするのであるから、ローカルに存在しないと困るわけだ。後は重要事項を記載しているtxtデータとかも。我ながらちょっとさっぱりしすぎな気もする。
- 必要なデータを外付けHDDの中に作った「2015年1月18日移行」というフォルダの中にまとめて入れる。
- これには上記のとおり運営サイトのローカルデータ、重要テキスト、あとは趣味で書いている絵のSAI用データなど。
ブックマークのバックアップ
FireFoxのブックマークを移す方法。ブックマークデータをjsonという拡張子のデータにして圧縮することができ、それを読み込むだけで簡単に移行できる。
- 保存しておいたjsonデータを読み込むだけでよし。
- ブックマークアイコンから「全てのブックマーク」を選択し、「インポートとバックアップ」を選択。
- 「復元」を選択し、外付けHDDなどを介して新PCに持ってきたjsonデータを読み込ませて終了。
新しいパソコンにすると今まで使っていた便利なツールなども再び入れなおす必要がある。
まず、自分の場合に必要なものを羅列する。
- フレッツウイルスクリア
- Lhaplus
- SAI
- Adobe Master Collection CS6(アドビマスターコレクションCS6)
- 据え置き機のキャプチャー
- 3DSキャプチャー
- ロボフォーム(エブリウェアのコードがYahooメールの重要項目にあり)
- アマレココ
- 各ブラウザ
- itunes
- タブレットドライバ
仕事上四六時中ネットすることになるのでこういう感じに。
フレッツウイルスクリア
何は無くともまずは買ったばかりの無防備無垢で世間知らずな愛機を守らねばならない。
自分の場合、特定のウイルスソフトを購入するのではなく、フレッツが提供しているサービスであるフレッツウイルスクリアを2004年ごろから契約し続けている。検索エンジンの検索結果の一覧でサイトの安全性を表示してくれるなど、十分に実用的なもの。10年以上、これで不便をしたことは別にないのでこれで十分。月額400円で1契約につき3つのパソコンまで使用できる。
契約しているお客様ID、アクセスキーが必要なのでこれは必ず忘れないように保管しておかねばならない。
- このページに行き「フレッツ・ウイルスクリア 申込・設定ツール」をダウンロード、インストールする。
- ツールを起動すると、3つの契約の状態が表示される。使われていないものを選択し、適用するとウイルスクリアがインストールされる。
Lhaplus
解凍ソフトとして定番中の定番中の定番ソフト。
さしあたってこれ以外に必要になることは自分の場合はまずない。したがってこれだけあれば十分である。
- Vectorよりダウンロードすればいい。このページからダウンロードする。
- 解凍ソフトなのでインストールは一瞬ですむ。
SAI
定番中の定番のペイントソフト。趣味で最近絵描いてるので必要。無料で20日ほど使える。以降はユーザーライセンスを購入しての有料だが、すでに料金支払い済み。ライセンス番号などがあればパソコン変わっても問題なし。
- SAI公式よりダウンロード、インストール。軽いソフトなのですぐ終わる。
- ユーザーライセンス版は5400円。ここから支払いを済ませる。
- ユーザーライセンス番号、証明書ダウンロードパスワードをユーザーライセンス証明書ダウンロードページで入力する。SAI自体のIDも必要。これはSAIのメニュー「その他」→「システムID」で確認できる。
- ダウンロードした拡張子が「slc」のファイルをSAIをインストールしたフォルダに入れる必要がある。デスクトップ上にSAIのショートカットアイコンがあるなら右クリックし、「プロパティ」から「ファイルの場所を開く」を選択。そしてそこにslcファイルを入れる。
- SAIを起動。右上にあった「試用○日目」という表示が消えていて、メニューの「その他」→「バージョン情報」を見てライセンス番号が表示されているならばライセンスが適用された証拠。
Adobe Master Collection CS6
仕事でメインで使うソフト。全世界的に普及しているアドビ製品の全部入り。CS6以降はクラウドでの月額制になってしまったため、滅茶苦茶貴重品である。今回、保管をぞんざいにしていたことに気づいてヒヤっとした。今後気をつける必要ありだ。
- まず複数のPCにインストールすることができないソフトであるため、古いPCでライセンスを切る必要がある。
- どのソフトでもいいので「メニュー」から「ライセンス認証の解除」を行う。この時点で、再びシリアルキーを入力しなければマスコレに入っているどのソフトも起動できなくなる。
- 新しく入れた場合、当然設定は初期化されてしまうが、各製品の設定(たとえばphotoshopのブラシ設定などか)も必要に応じて別にデータとして取っておく必要があるだろう。自分の場合はDreamWeaverに登録している管理サイト情報を全てメモっておいた。主に、「FTPアドレス(サーバー名)」「ユーザー名」「パスワード」「ルートディレクトリ」情報が必要になる。これがあればサイトに接続可能だ。また、サイトにアップロードしている全てのファイルはローカルにも保存している。これも外付けHDDを介して新しいPCに入れることも絶対必要になる。あるいはリモートからダウンロードも可能ではあるのだが、これはセキュリティの観点から、あまりやるべきではないだろう。
- 新しいPCにインストールディスク(Windows用)を入れてインストールする。ディスクは2枚。
- アカデミック版の場合、シリアルキーがパッケージに記載されていない。今回、この件を忘れていたので焦った。しかし、Adobeの公式サイトでログインすることで、自分のページから購入した商品のシリアル番号を確認できた。どうやらアカデミックであろうがなんであろうが、製品登録を済ませている(オンラインに接続して認証していると、ということか)記録として残されている模様。しかしこれも必ずどこかに記録しておくべきだろう。
- オンラインでシリアルナンバーを確認する方法だが、ログイン後に右上に表示されている自分の登録名をクリックし「アカウントを管理」をクリックする。ここで再度パスワード入力する必要あり。そして「プランおよび製品」をクリック、「製品」見出しの「その他の製品を表示」をクリックする。別タブで使用している製品のデータが出る。ここでシリアルナンバーを知りたい製品の名称をクリックするとシリアルナンバーが表示される。
- シリアルナンバーを登録して後はインストールする製品をマスコレの一覧の中から任意選択し、待つ。Adobe製品はどれも高性能だがそれゆえ容量が大きいため、全て選択している場合はかなりの時間がかかることになる。
- インストールが完了したら、自分の場合は頻繁に使うDreamWeaverに管理サイトの情報を入力しなければならない。
- この情報もあらかじめ保存しておいたのだが、実のところこのDWの入力情報は一括で保存することができ、それを読み込ませることで手動でやる必要はないようだ。今回は手動でやった。なかなかの手間だった。
- DreamWeaverの「ファイル」からサイトの管理。新しく作り、「ローカルでのフォルダ」「FTPアドレス(サーバー名)」「ユーザー名」「パスワード」「ルートディレクトリ」などを入力する。これで新しいパソコンでサイトを管理できるように。
Game Capture HD
PS3、PS4、XBOX360、XBOX ONEなど、据え置きゲームの動画や静止画をキャプチャできるもの。製品自体はすでに所持しているが、新PCにソフトウェアをインストールしないと使えない。
- Game Capture HD公式よりソフトウェアをダウンロードする。
- ソフトウェアをインストールする。あとはGame Capture HDを接続するだけで使えるのだが、PS3やPSvitaの場合は「HDCP」というコピーガードが働いて、例えばPS3→Game Capture HD→テレビと接続しても映像が著作権保護されて映らない。PS3以外ではこれで映る(PS4の場合はHDCP)これには対策があり、HDMIではなくコンポーネント接続、あるいは「分配接続」すればいい。自分は後者の方法だが、ただし分配器が必要。
- 接続を、PS3→分配機→Game Capture HD→テレビにすればいい。自分が持っている分配機の場合は電源を取る必要があり、またGame Capture HDはUSB接続でPCにつなぐ必要もあるあるため線が複雑になるがしょうがない。
- これで、あとはソフトウェアを起動することで画面に映る。ただし、分配機を噛ませて接続する方法だと安定性にかける。しょっちゅう接続が切れて少し映らなくなったりする。ただ、これは分配機の方に問題がありそう。この方法を取る場合、分配器によくよく気を使ったほうがいい。自分が使っているものはサンコーという企業の「1×2 HDMI Splitter」。ほかのものを試してはいないが、この分配機は少し性能が疑わしいという点、体験談として記述しておく。
3DSキャプチャー
「偽トロキャプチャー」という。Amazonとかそういうメジャーなところでは売っていないもので、若干アングラな製品。ある会社が販売している。この会社、検索すれば必ず発送が遅いとか権利ゴロだとかキナ臭い噂がついてまわるが、去年の春ごろだったか、発送が遅れることはなく、個人的には問題なく、3DLLの偽トロキャプチャーを購入できた、とだけ書いておく。
- ケイティで購入した場合、3DSLLの箱にソフトウェアをダウンロードできるURLが記載された紙がはさんである。
- 紙に書いてあるURLを入力し、ソフトウェアをダウンロードする。「3ds viewer」というものだ。
- ここからはかなり設定がややこしい。ケイティ公式が詳しいのでここで解説する必要はないだろう。
- なお、自分が以前引っかかった問題として、3DSとパソコンを接続するUSBケーブルの問題があった。購入すると必ずUSBケーブルも付属するのだが、あくまでこのUSBケーブルを使わないと偽トロキャプチャーは起動できないようになっている模様。ビューアを起動する際にプロダクトコードの入力が必要になるのだが、このコードはどうやら、USBケーブルと結び付けられているようだ。だからケーブルはあくまで付属のものを使わないといけないらしい。たぶん。まあ普通にやってれば付属のものを使うだろうが、自分の場合はすでにあったUSBケーブルを使ったのでこんな問題に直面したということだ。
ロボフォーム
ワンクリックで特定のサイトに飛び、さらに必要な情報まで入力してログインできるツールで、ネットやる上でもはや欠かせない存在となる。無料版では制限があるが、「ロボフォームエブリウェア」という年間ライセンスにお金払っている。これもSAI同様、パソコンが変わってもIDやパスワード入力することで使える。
- まずはロボフォーム公式にてロボフォーム無料版をダウンロードする。ここからはすでにロボフォームエブリウェアの年間ライセンスに加入している場合のやり方。
- ダウンロードの際、ロボフォームのオンラインIDを持っている場合は入力することでクラウド上にあるデータを一括でダウンロードしいきなり全て使える。
- 無料版は30日で使えなくなる。「活性化」の必要がある。ロボフォームメニューの「ヘルプ」から「ロボフォームを活性化」を選択。
- かつてロボフォームエブリウェアを注文したときに入手した情報、「名前」と「注文ID」を入力する。
- 名前と注文IDに誤りがなければこれで終了。
アマレココ
パソコンのデスクトップ画面をキャプチャするためのソフト。偽トロキャプチャーとあわせて使うことで3DSのゲーム映像を録画できるというわけだ。今はアマレコTVというソフトに統合されているこれは無料で使えるので特に準備は必要が無い。ただ、無料で使う場合はロゴが表示される。これを消したい場合は2800円ほど払う必要あり。前のPCでは有料版のお金をすでに払っているが、これはPCが変わるともう一回買う必要があるようだ。
- 公式サイトにてダウンロードする。
- 公式サイトにも記載されているとおり、この商品は「AMV4ビデオコーデック」というものもインストールしないと使用できない。これは無料でも使えるが、録画時に右下にロゴが入るようになる。
- AMV4ビデオコーデックをダウンロードしたら「amv4_setup_32bit」あるいは「amv4_setup_64bit」でインストール。64ビットWindowsなので後者をインストールした。
- コーデックをインストールしたらアマレコTVのフォルダから「AmaRecTV」で起動させる。その前に「live_setup○○○.exe」というものを起動させる必要があったかも。
- 起動直後はいろんな項目が空欄になっている状態のはず。設定タブで左下にある「デスクトップキャプチャモード」をクリックすることでPC画面中を録画できるようになる。
各ブラウザ
購入したPCはドスパラのBTO。Windows7がインストール済みであり、もちろん最初からInternet Explorerが使える。しかし癖のあるIEよりはFireFoxを愛用しているのでダウンロード&インストール必要。
itunes
以前、MasterCollection CS3を使っていたときだったか、アップル製品の「Bonjour」をインストールしていないためにネットにつなげなくなったことがあった。これはitunesインストール時に同時におそらくCS6ではこういうことは起きない。実際、今回はBonjourをインストール前にマスコレCS6をインストールしたが問題は起きなかった。しかし過去の経験からなんとなく不安なのでitunesと一緒に入れておく。もともとはそれなりに多くの音楽が入っていたが、ほとんど聞いてなかったので移行していない。ただしitunes storeで購入したものくらいは聴けるようにしておこうとも思ったのでそれを書く。
- itunes公式からダウンロード、インストールすればいいのみ。調べたら、今でもやはり同時にbonjourもインストールされるようになっているらしい。
- itunes storeで購入したものは入れたいということでitunesでAppleIDを入力してログイン、そして購入したものをチェックしてみて再ダウンロードを試みたが、「コンピュータの認証をしろ」という指示が出て不可能。
- windows7だとitunesの画面でメニューが出ていない。Altキーを押すと出る。そこで「store」の項目から「このコンピューターを認証」を選ぶ。
- IDとパスワードを求められるので入力。
- itunesにおいては、1アカウントにつき最大5台まで認証が可能。今回、前のPCで解除していないので「認証が可能な5台のうち2台で認証している」という表示が出た。
- あとは「購入した項目」から各曲をダウンロードすればいい。
- 認証を解除する場合は認証したときと同じように、「store」から「このコンピューターの認証を解除」を選択する。
- 余談だが、2014年秋ごろ、U2のアルバム「Songs of Innocence」が全世界に無料配信されたため、誰しもがこのアルバムのダウンロード権限を持っている。今回てっきり不正ログインでもあって勝手に購入されたのかと思って驚いたがそうではなかった。
タブレットドライバ
絵描きに必要なタブレットはドライバをインストールしないと使えない機能がある。使っているのはintuos5。接続しただけでタブレットは使えるが、付属のCDからもインストールしないとタブレットプロパティが使えず、ペンスイッチの設定とかができないので困る。
- intuos5購入時に付属のドライバCDをインストールする。
- 後は設定をいろいろいじる。ペンスイッチなどのショートカット設定は少し工夫が必要になる。
Windows Update
ウイルス対策と同じくパソコンを使うにあたっての基本中の基本。新しいパソコンだと実質的には数年にわたりアップデートしていない状態にあるのと同じのため、かなり膨大な量のアップデートが必要になる。
- Windowsメニューから検索で「update」などと入力すればWindows Updateが出る。
- 2015年1月19日に起動した今回の場合、実に188個もの更新項目が。
- 去年、特定のupdateをすると再起動時にクラッシュするなどと、確か2回ほど話題になったが、こういうのは日々修正されているので、今回まとめてアップデートしたからといってそれらの問題が発生することはないだろう、ということで188項目全てをインストールした。
マウスでスリープ解除できないようにする
これやっとかないとスリープ時にほんの少しの振動でスリープ解除になってしまうんで必要。
- Windowsスタートメニューから「デバイスとプリンター」選択。
- マウスのところで右クリックし「プロパティ」。
- 「ハードウェア」タブから「プロパティ」を選択。
- 「全般」タブで「設定の変更」。
- 「電源の管理」タブで「このデバイスで、スタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックを外す。
拡張子を表示させる
これはサイト作成するからであるが、拡張子は全て表示させた方が何かと間違いも少ないのでやっておく。
- 何でもいいのでフォルダを表示させている状態で「整理」
- 「フォルダーと検索のオプション」→「表示」タブを開き「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外す。
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