デール・ホーヴァス -ウォーキング・デッド登場人物解説-

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人物解説

デール・ホーヴァス

来歴

アトランタでシェーンたちと共に行動していた白人の老人。グループ内では主に車の修理などを行う。アンドレア、エイミー姉妹と仲が良い。シェーンの内面を早くから見抜いていた人物であり、彼との対立はどんどん深まっていく。人格者であり、シーズン2でリックたちのほとんどがランダルを処刑すると決めた時も一人反対する。そんなデールの死は仲間たちの結束を強めることに。

人物評

序盤でのリックたち一団の穏健派、相談役といったポジション。アンドレアを心配し、グレンが納屋の秘密やローリの妊娠の件を最初に話したのがデールなことから人の良さがわかる。しかし気に掛けるアンドレアからは感謝されるより鬱陶しがられるシーンが目立つため報われない。

関連人物

名前 解説
アンドレア アトランタで共に過ごしていた。デールはアンドレアとその妹も家族のように思っていたという。
シェーン シーズン1でシェーンがリックを銃で狙いをつけていたのを目撃して以降、彼に不信感を抱く。
グレン 車の直し方等を教えたり、グレンからの女性に関する相談に乗ってやったりしていた。

シーズン1での動向

2話

Tドッグからの無線に応答する。

3話

双眼鏡で拠点にグレンたちが戻ってきたのを確認する。警報を鳴らしたまま拠点に戻って来たグレンを注意する。 森にいたウォーカーの首を斬り落として「ここまで来るとは」と驚く。
メルルを救出しに行こうとするリックにしぶしぶチェーンカッターを貸す。

4話

なぜか穴を掘り始めたジムを心配する。そのことをシェーンたちに教える。
ジムに穴を掘った理由を尋ねるがジムは理由は覚えていないと言った。
モラレスになぜいつも同じ時間に腕時計をいじるのかと尋ねられる。

5話

エイミーの元を離れないアンドレアに近づき自分の妻がガンで死んだ時の話をして、「妻が死んだあとに大事だと思えたのは君ら姉妹が初めてだ」と言う。
シェーンがリックに銃口を向けているところを目撃してシェーンに不信感を露わにする。
リックらと共にCDCを目指して移動する。途中で限界が来たジムに感謝の言葉を伝える。

6話

CDC内部で絶望したアンドレアを慰める。
ジェンナーにカウントダウンしている時間は何かと問う。それは発電機の燃料が切れるまでの時間だった。
爆発するCDCに残るというアンドレアを説得する。アンドレアが死ぬのなら自分も死ぬと言い、アンドレアを連れだす。

シーズン2での動向

1話

バスを運転する。車が大量に放置されている車の墓場のような場所に出くわしたところでバスが故障してしまいネガティブな言葉を口にする。皆が物資調達中に高所で周囲を見張る。
ウォーカーの大軍が迫ってきたところではバスの上に隠れる。バス内にいたアンドレアがウォーカーに発見されたので武器としてドライバーを渡す。
アンドレアの銃を預かるとアンドレアが返して欲しいと言うが、不安なので渡したくないと言う。
次の日にソフィア捜索でほぼ全員が向かう中でデールはバスの修理を継続する。アンドレアに対して「自分がいなければ君は死んでた」と言うと、死ぬつもりだったアンドレアに「何様のつもりか」と言い返されて閉口する。
残ったTドッグに実は車は直っていたことを教え、それはソフィアの生存を諦めないためであることも教える。

2話

Tドッグの傷を見て敗血症になるかもしれないと言う。自棄になっているTドッグに諦めるなと慰めの言葉をかける。
車の墓場で物資調達を行っていたところ、ギター等を発見する。一度持ち直したかに見えたが再び悲観的になっているTドッグが「2人だけで逃げよう」などと言うので落ち着かせる。

3話

キャロルがソフィアの事を心配するのを見て自分も車に残ると言う。自分も残るというグレンの意見は却下し農場を見つけるように言う。
夜中、バスの上で周囲を見張り続ける。嫌な予感がすると言い、やってきたキャロルに見張りを任せてバスを離れて偵察に出る。
捜索から戻って来たアンドレアに銃を返し「俺を後悔させないでくれ」と言う。

4話

農場に来てリック達と合流する。
農場での作業中にTドッグと会話する。Tドッグが二人で逃げようなどと言ったことは黙っていてくれと言われると「お前の話は覚えていない」と答える。井戸にウォーカーが落ちているのを発見してTドッグが井戸水を飲もうとするのを止める。

5話

グレンから女性に関してのアドバイスを求められる。グレンがマギーと関係を持ったことを聞いて驚き「ハーシェルが知ったらどう思うか」と心配する。
ダリルを誤って撃ってしまい落ち込むアンドレアに「一度は誰もが彼を撃ちたいと思った」と冗談を言う。

6話

グレンから納屋にいるウォーカーのこと、ローリの妊娠のことを打ち明けられる。
ハーシェルに会いに行き納屋の件を追求する。ハーシェルはウォーカーを殺すべきでなく、納屋にはハーシェルの妻と義理の息子もいることを知る。リックに知らせるべきと言うとリックは善人でも他の人間はわからないと却下される。
体調が悪そうなローリに会いにいき、妊娠の件も話す。こんな世界で生まれる子が幸せになれないと嘆くローリを慰める。
シェーンに対して「今は車もあるし燃料も十分だしグループを抜けられる」と言う。過去にリックに銃を向けたのをデールは目撃したのでオーティスの件を怪しんで追及する。

7話

グレンに自分の帽子を渡す。シェーンと親しくなっていくアンドレアに「真の彼を知らない」と警告するもシェーンを信頼しているアンドレアには届かなかった。
シェーンの危険性を考えて彼の武器を沼に隠そうとするがシェーンがやってくる。銃口を向けて「撃たないとわからないのか」と言うが「わからないね」と返されて諦める。「この世界はお前にお似合いだ、俺は死ぬかもしれないが落ちぶれなかったと誇れる」とシェーンに皮肉を言う。

8話

シェーンのことを敵対的に見つめ続けると「俺を危険だと思うなら止めてみろ」と言われる。
ローリに「シェーンはオーティスを囮にして逃げてきた、いずれ誰かを殺すぞ」と確信を持って言う。

9話

シェーンと共に出かけようとするアンドレアを心配する。

11話

リックがランダルを殺す決断をしたので必死に止めようとする。「息子に何と言うのか」と言ってリックを思いとどませようとする。アンドレアに相談するがアンドレアも殺すのに同意しているのを知るが、ランダルの見張りをすることには同意してもらえる。
ダリルと話して自分に味方してほしいと頼む。自分を卑下するダリルに、ダリルは良い人間だがむしろシェーンが危険だと語る。
次はハーシェルに相談するが判断はリックに任せると言われる。
さらに敵対しているシェーンに会いにいき考えを変えてくれと頼み込む。「みんなが集まっている場で言えばいいがあんたは間違っている」と言われる。
会合の場でも反対するがデール以外の全員に反対されるも、それでも一人で断固反対する。結局は多数決で処刑が決まってしまったので失望して一人外に出る。
そこで馬が食われているのを発見し、直後ウォーカーに襲われる。生きたまま腹を裂かれて絶命する。

12話

葬式が行われる。最後まで人道を訴えたデールが死んだ事でリックたちは一丸となり協調性が生まれた。

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