エドウィン・ジェンナー -ウォーキング・デッド登場人物解説-

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人物解説

エドウィン・ジェンナー

来歴

シーズン1でリックたちが行きついたCDC(疾病対策センター)の博士。AIの「バイ」と共にウォーカー研究を続けていた。しかし施設の維持がもうすぐ不可能になることリックたちに黙っており、独断で施設を爆発させてリックたちも巻き込んで安楽死を遂げるつもりだった。説得されてリックたちを外に出してやり、この際に生者すべてがすでにウォーカー化するウイルスに感染していることを教える。

人物評

SF的なAIが出てきたり、施設を爆破しようとしたり、このジェンナー周りの設定だけはウォーキング・デッドの世界で浮いているような気がしてならない。相談もせずにリックたちを巻き込んで爆死しようとするのはいかがなものか。だがリックたちに降りかかる以降のシーズンの過酷な状況を考えれば、確かにここで死んでいれば楽と言えば楽だったかもしれない。

関連人物

名前 解説
キャンディス 妻だが、ジェンナーは噛まれた彼女を非検体とした。
ジャッキー リックたち一行の中でジャッキーだけはジェンナーに同意しCDCの爆破に巻き込まれ運命を共にした。

シーズン1での動向

5話

地下にいながら1人でウォーカー化に関する研究を行い、ビデオメッセージも残していた。
研究中にうっかり研究アンプルを消失してしまう。その後実験する意義を失いかけ自決することも示唆する。
そんな折にCDCに到着したリックたちを監視カメラで発見する。最初はリックたちを受け入れる気はなかったが悩んだあげくに受け入れる。

6話

CDCの中に入れたリックたちと会う。血液検査を入場料として中に入れる。長い間食事をしていないというリックたち一行に食事を提供する。
なぜ博士一人だけがCDCにいるのか?というシェーンの問いに「他の研究者たちはみんな家族の元に帰るか生きるのをあきらめた、しかし自分だけは研究を続けたかった」と説明する。
リックたちに行ってきた脳に関しての研究、TS19(被験者19)について解説する。アンドレアが妹を亡くしたばかりであることを聴き「自分も大切な人を亡くした」と言う。ウォーカーたちは脳幹だけが活動していることを説明。アンドレアに原因を聞かれると「微生物かウイルスか寄生虫か菌か」と原因がはっきりしないことを伝える。 他の研究施設は壊滅していることや、もうじき発電機の燃料が切れて施設内が汚染除去されることをリックたちに悟られる。
恋人の写真に向かって「やれるだけのことはやった」とあきらめの言葉を口にする。
リックに何が起こるのか問い詰められると自分たちは人々を病気から守ってきたと声高に主張する。そして間もなく施設は核爆発に匹敵する熱量で爆破されることをリックたちに教える。
TS19は自分の妻であったことをリックに教える。リックに説得されて扉を開き脱出させる。リックに感謝されるが「恨む日が来る」と返す。またリックに何かを耳打ちする。

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