ゲイブリエル・ストークス -ウォーキング・デッド登場人物解説-

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人物解説

ゲイブリエル・ストークス

来歴

シーズン5でリックたちが偶然出会う聖職者。ウォーカーが歩き回る世界になった時、信徒たちが助けを求めたにもかかわらず自己保身のために教会にこもり、扉を開けなかった。そのために激しい自己嫌悪と後悔に苛まれていた。そして必要とはいえ殺しを行うリックたちのこともしばらくは批判的だったが、シーズン6では過去の想いを断ち切り、リック陣営の中核の一人となる。

人物評

登場からしばらくは自己嫌悪でもだえてみたり、自分を差し置いてリック達を批判したりとなかなか鬱陶しい人物。シーズン6でアレクサンドリアの町のウォーカーと戦ってからは吹っ切れたらしく、ようやく聖職者らしく作中でも強い良心を持った人物に。

関連人物

名前 解説
ニーガン 共に閉じ込められた時に懺悔を聞く。

シーズン5での動向

2話

森の中でウォーカーに襲われていたがリックたち一行に助けられる。
武器を持っているか聞かれると「銃は必要ない、神の言葉さえあれば」と答える。ウォーカーも人間も殺していないと答えるとリックに怪しまれる。
リック達を教会へ案内する。笑えない冗談を言うとユーモアのセンスがないと信徒から言われたと自虐し、ダリルから「そのとおりだ」と言われる。
教会で改めて質問され、「缶詰寄付運動の直後だったから食べ物は多かったがそれも尽きたので外へ出た」と教える。
近くに物資のある建物があることを教えるが、リックから信用されていないため、調達へ同行させられる。その建物、フードバンクの中で眼鏡をかけた女性ウォーカーを見ると激しく取り乱す。
リックに彼女が知り合いだったことは教えるが、「神にしか告白しないものな」と隠し事をしていることについて皮肉を言われる。
教会に戻っての夕食の場で、「隠し事が俺の仲間を傷つけるようなら殺す」と脅される。

3話

仲間が3人いなくなったことで気を荒立たせるサシャとリックに言い寄られ、真実を話す。
それは教会に助けを求めに来た信徒たちを自分の命惜しさのために助けず、見殺しにしたという話だった。
ギャレスたちがいるのは近くの小学校であろうことを教える。
リックたちが教会でギャレスたち5人を皆殺しにした後「神の家が」と嘆くがマギーに「ただの天井と壁よ」と言われる。
エイブラハムたちが発った日の夜に眠れないと言って外にいたミショーンと話す。

7話

カール、ミショーンを残してリックたちがアトランタへ向かった後、教会内に染みついた血を必死の形相で落とそうとする。
カールとミショーンにギャレスたちを殺す必要はなかったと話す。
二人に気付かれないように教会の床板を外して教会を脱出する。その際足の裏に釘が刺さってしまう。足を引きずりながら森を移動しているとウォーカーに襲われる。石を頭に叩きつけようとするが、そのウォーカーが首に十字架を付けているのを見ると殺せない。

8話

ギャレスたちが拠点にしていた小学校へ来る。そこで腐ったボブの足を見つけ、ギャレスたちの非道な行いに怒ってか、網ごとひっくり返す。小学校内のウォーカーがあふれ出してきたので逃げる。教会前まで戻ってきて「よくわかったよ、受け入れる」と言ってカールとミショーンに救われる 。ウォーカーが侵入してきたため、そのままもう一度床下から抜けだして教会を脱する。エイブラハムたちが戻ってくる。

9話

この話の冒頭ではベス、終わりではタイリースの埋葬の際に聖職者としての言葉を贈る。

10話

マギーに「動物の毛のシャツを着ると罪を少しでも償える」という話をする。
雷雨の小屋の中でウォーカーが入らないようにみんなと力を合わせて扉を抑える。

11話

アーロンが言う町へ向かう途中で一度リックたちが乗る車と分断されたが給水塔近くで合流する。

14話

家に一人でいるとき、聖書を激情にまかせて破り取る。
ディアナの家を訪れ、「リックとその仲間たちは危険で、ここに住む権利はない」と忠告する。

16話

一人で町の外に出る。人を食っているウォーカーに近づいてかかってきたところを倒す。食われていたウォーカーにもトドメを刺し、その場に泣き崩れる。
戻ってくるとスペンサーからエイデンのことで相談したいと言われる。門番を頼まれるが放棄する。このおかげでウォーカーが中に入ってきてしまう。教会にやってきたサシャに助けを求められるが「断る」と拒絶する。そしてサシャだけでなくボブやタイリースのことも貶める発言をしたのでサシャにつかみかかられる。銃を向けられると殺せと言う。そして「彼らは私のせいで死んだ」と抱える罪悪感をサシャとやってきたマギーに打ち明ける。

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