マギー・グリーン -ウォーキング・デッド登場人物解説-

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人物解説

マギー・グリーン

来歴

父ハーシェルの農場で家族や知り合いと共に比較的安全な暮らしをしていた。性格は勝気で男勝り。グレンと共に過ごすうちに親しくなり恋仲となる。ヒルトップではグレゴリーに代わってリーダーを務めるようになる。

人物評

本作女性陣の中では比較的最初から完成された人格を持っていて、最初期からそれほど性格の変化はない。ヒルトップでリーダーになる以前からアレクサンドリアでディアナの補佐役に選ばれたりしていたので、特に描写はないが事務的能力に優れているらしい。

関連人物

名前 解説
ハーシェル 父親。グレンとの付き合いを認めてくれた。
ベス 仲の良い妹。
グレン シーズン2で結ばれた恋人。グレンの子も産む。
ニーガン マギーにとってはグレンを殺害した許せない存在。

シーズン2での動向

2話

カールを連れて農場にやってきたリックを発見しハーシェルに伝える。ハーシェルの手術を手伝う。
リックたちに起きている状況をローリたちに伝えるため一人で行動。アンドレアを襲っていたウォーカーを馬に乗りながらバットで倒す。

3話

農場にやってきたグレン、Tドッグを玄関先で迎える。Tドッグの治療をパトリシアと共に行う。
外で一人でいたグレンに声をかける。仲間の無事を祈っていたグレンに対して「現実を受け入れるしかない」と言う。
シェーンが戻ってくるもオーティスは死んだことを聞かされて「昔から彼を知っている」と涙しグレンに語る。

4話

包帯や薬がもっと必要なので町に調達する必要があるとリックに話す。グレンが調達が得意だと聞いたのでグレンを誘う。
馬に乗りグレンと2人で町に調達に出る。コンドームを見つけたグレンをからかう。グレンが童貞であることを聞くと「私としましょう」と誘い、薬局内で性行為をする。「悪くなかったが一度だけ」とグレンに言う。

5話

1度関係を持ったグレンが積極的にアプローチしてくる。「俺のことを考えている」などと言われ若干引き気味に。
ハーシェルからはリックたちのメンバーと親しくなるなと忠告される。
皆が揃う夕食でこっそりとグレンに「今日どこで会える?」と書いた紙を渡してやりとりする。
グレンの指定は納屋の屋根裏だった。ウォーカーたちが多数納屋に入っていることを知らないグレンの元へ急ぐ。見てしまったグレンに「見るべきじゃなかった」と言う。

6話

グレンに食料を渡して納屋のことを口止めする。
しかしグレンはデールに話してしまい、デールはハーシェルに話に行った。
そのせいでマギーはハーシェルに叱られた。再びグレンと共に町に調達に出て、そこでグレンに怒りをぶつける。さらに、グレンがローリに頼まれたものがリンスや中絶薬だったことを知り怒りを募らせる。
調達中にウォーカーに襲われグレンに救出される。
死にかけたマギーはその後農場に戻ると「使い走りはこれで最後」とローリに激怒する。グレンがそれを咎めようとするが、マギーは「グレンは良い人だが言いように使われている、彼らのところにいさせたくない」とグレンを心配する言葉をかける。

7話

グレンがついに納屋の件を全員の前で明かしたので怒り、腐った卵をグレンの帽子の中で潰す。
リックの交渉を退けたハーシェルと話す。ウォーカーは病人などではない、リックたち一行と共に暮らすべきと説得する。
グレンと話し秘密を話した事を怒る。グレンからみんなを危険にさらさないためにも必要だったと言われ、彼の本気を知り、受け入れる。

8話

納屋にいたソフィアを知っていたかとグレンに聞かれるが答えない。グレンにこれからどうするのか聞く。
ハーシェルが行方不明になったので手がかりをリックたちに話す。

9話

倒れたベスを看病しながらアンドレアと話す。ベスとの昔話をする。
ハーシェル捜索から戻ったグレンが、命の危機を感じた時マギーが思い浮かんだという話をするので嬉しがるが、グレンはそのせいで自己嫌悪になっていたので距離を離される。
ハーシェルが自分を残して酒場で酔っ払っていたことを涙ぐんで責める。

10話

ローリと話し、自分のせいでグレンが憶病になったと話すと尻を叩きなさいとアドバイスされる。ベスが自殺しようとしていたことを知って怒る。対話してもなお自殺するのをやめようとしないベスに閉口する。アンドレアが監視を変わると言うので任せるとアンドレアは監視をやめてあえてベスに自由を与えてしまい、それでベスが手首を切ろうとしたので「二度と家に近寄らないで」とアンドレアを拒絶する。

12話

皆が家に住むことになったのでグレンを自分で部屋で寝るように誘うが遠慮される。

13話

ウォーカーとの戦いの中で車を運転する。
グレンと共に農場を脱出する。バラバラになった家族や仲間たちのことが心配になり泣くがグレンに慰められる。ハイウェイでリックたちと合流する。とどまれる場所を探そうとするリックに反対する。

シーズン3での動向

1話

刑務所敷地内のウォーカー殲滅のためにフェンス越しにウォーカーを倒す。
ハーシェルに頼まれて歌い始めたベスと共に途中から歌い始める。
翌日にはリックたちと共に刑務所内へ入ってウォーカー一掃を行う。防具をつけたウォーカーの顎から刃物を突き刺して倒す。
監房棟ではグレンと同じ房に。
刑務所内で入手した防具を装備して探索に出る。

2話

ハーシェルが足を切ることになってしまったことに嘆く。ハーシェルを探索に来させるべきではなかったと後悔する。
気を失っているハーシェルと二人きりになり、「自分とベスのことは心配しなくていい、もう頑張らなくていい」と語り掛ける。

4話

監視塔でグレンと性交をしているところを呼ばれて、ニヤニヤしているリックたちを見て「変態たちね」と呟く。
いつの間にかウォーカーに囲まれていたので応戦する。カール、ローリと共に逃げる。産気づいてしまったローリの出産の手伝いをする。
難産になってしまい、帝王切開しかないと判断したローリに頼まれる。葛藤するがローリに対して麻酔なしで帝王切開を行い、ローリの腹から赤ん坊を取り出す。

5話

赤ん坊のためにダリルと共にバイクに乗り物資調達に出る。
託児所をダリルと共に探索して物資収集する。

6話

グレンと共に調達に。メルルと遭遇する。メルルに人質にされてしまう。グレンと共にウッドベリーに行くことになり捕らえられる。

7話

グレンと同様に椅子に拘束されていたが総督に拘束を解かれる。
総督から仲間の居場所を教えてくれと言われる。黙っていると「上半身裸になれ、ならないならグレンの手を持ってくる」と脅される。
凌辱されそうになっても「地獄に堕ちろ」と言って屈しない。
しかし次はグレンと対面させられ、言わないとどちらかを殺すと脅されたので屈して刑務所のことを正直に話す。グレンと泣いて抱き合う。

8話

総督には何もされていないが、人間の恐ろしさを忘れていたとグレンに恐怖を語る。武器としてグレンからウォーカーの腕の骨を渡される。
隙をついてその武器で襲うが結局捕らえられるがリックたちに救出される。
リックたちと町から脱出する。

9話

メルルとダリルが決闘をさせられているところに銃撃をする。
リックたちと共に無事刑務所に戻るが、グレンが総督の件で激昂し、リックを責めたためグレンと少し距離が出来る。

10話

総督に激しい怒りを持ったグレンとは相変わらず距離を取る。総督に何をされたか具体的に話すが、グレンを突き放す。
ベスからジュディスの面倒を見るように預けられる。
銃撃を聞いて外に出て総督らに応戦する。

11話

見張りをしていると刑務所にアンドレアが近づいてくるのを発見する。

13話

刑務所で待機しグレンと会話する。町から戻ったとき、グレンと距離を取りたかったのではなく自分を見ていてほしかったと語る。シャッターを閉めてその中でグレンと愛し合う。

15話

グレンから指輪をもらってプロポーズされる。

16話

空の刑務所で罠にかかった総督らをグレンと共に外で撃つ。リックたちが追撃に出た後は刑務所を守る。

シーズン4での動向

1話

マギーが妊娠しているのではと思うグレンに今日は物資調達に出なくていいと言われる。グレンが戻ってきた時妊娠はいしていないと教える。

2話

グレンにポラロイドカメラで寝顔を取られる。
フェンスが倒されそうであることをリックとダリルに伝え、フェンスごしに倒す。

3話

死んだ仲間たちのための墓を掘る。
グレンが病気に感染したことを知る。ベスに励まされる。
ニワトコから薬を作ったハーシェルが隔離棟に入ろうとしたので止めるが、父の意思が固いと知り見送る。

5話

ガラス越しに隔離棟にいるハーシェルと話す。自分も手伝うと言うが拒否される。またウォーカーが大挙してフェンスを倒しそうなので一人で処理する。戻ってきたリックを迎えるがキャロルがいないので理由を聞くとカレンたちを殺したのが彼女だと知る。
リックと共にフェンスに支えを作る。銃声が聞こえたため隔離棟に向かう。危機に陥っていたハーシェルを救い、グレンに呼吸器を使って安定させる。

8話

まだ体調が万全でないグレンと話し旅行の計画を楽しそうに話す。
ハーシェルがブライアンに殺害された後はベスと共に銃で戦う。グレンを救出してバスに乗せるがベスがいないので捜しに行く。
しかし結局見つからず、サシャ、ボブと共に逃げる。

10話

サシャ、ボブと共に行動しているが、グレンとはぐれてしまったため落ち込み気味。一人でバスを追うと言う。サシャの制止も聞かない。
ついてきた2人と共に移動中にバスを発見する。バスの中にはウォーカーが多数。サシャ、ボブと協力して一掃する。ウォーカーの中にはグレンはいないことを確認。

13話

深い霧が立ち込める森の中でボブ、サシャと共にウォーカーに囲まれていた。かろうじて倒す。
線路に出ると終着駅への案内看板を見つける。そこに向かえばグレンにも会えると信じていくことにする。
ボブとサシャを自分のために危険を冒させられないと思い、二人が寝ている間に一人で出ていってしまう。ウォーカーの血を使ってグレンへのメッセージを残す。その後も一定距離ごとにメッセージを残す。
ボブと別れた後のサシャが住む事にした建物のすぐ外にいて、サシャと共に集まってきたウォーカーを倒す。進むのをやめたのはサシャが話しているのを聞いていたからだった。しかしそれは間違いだと言うが、ここにいたのはサシャたちを待っていたからだった。サシャと二人でボブを追い、再び三人になる。

15話

グレンとタラが入ったトンネル出口で待っていたエイブラハムたちと合流、トンネル内でウォーカーに囲まれていた二人を救出する。グレンと再会を喜ぶ。
グレンが持っていた写真を「もうずっと一緒だから写真は必要ない」と言って燃やす。グレンたちと共に終着駅にたどり着く。

16話

終着駅のコンテナの中でリック、カール、ダリル、ミショーンと再会する。

シーズン5での動向

1話

コンテナの中で脱出の準備を整える。皆と協力して終着駅を脱出する。

2話

グレン、タラと共に物資調達に出る。
夕食の場でタラから、タラが総督の仲間であることを打ち明けられる。「今は仲間よ」と言って受け入れ、タラを抱き締める。

3話

出発を急ごうとするエイブラハムが「半日待てば一緒に行く」とグレンが説得、そのグレンに着いていくことにする。
リックたちが教会でギャレスたち5人を皆殺しにした後「神の家が」と嘆くゲイブリエルに「ただの天井と壁よ」と言われる。
約束通りエイブラハムと一緒にバスで出発する。

5話

バスの中でユージーンに世界の浄化にどれくらいかかるのかと聞く。
横転したバスから出てウォーカーを倒す。
本屋でグレンと過ごす夜、教会の仲間たちが後ろめたいと話す。
翌日、本屋を拠点に物資調達することを提案するがエイブラハムは聞かない。
消防車付近から出てきたウォーカーを撃退する。ユージーンが話す事が嘘だと知る。」

7話

ユージーンの面倒を見るが彼は目を覚まさない。ショックから立ち直れないエイブラハムがロジータを威圧したので銃を向けて座らせる。
グレン、ロジータ、タラが水を取りに行った間もユージーンの面倒を見る。未だに何もしようとしないエイブラハムに「切り替えてよ、つらいのはみんな同じ、期待する方が悪い」と言う。

8話

エイブラハムが運転する消防車で教会に戻ってくる。ミショーンからベスがアトランタの病院にいることを聞いて泣いて喜ぶ。
グレンらと共に病院へやってくるが、そこでベスの亡骸を目にし号泣する。

9話

冒頭でベスの葬式が行われ、涙する。

10話

食料調達中、森の中で一人泣いている。やってきたウォーカーの頭にナイフを刺す。サシャに「あとどれくらい(生きられる?)」と聞く。カールからオルゴールをもらう。ゲイブリエルに「あなたは信徒を救うのを怠った、それを忘れないで」と過去の罪を責める。
見つけた車のトランクに縛られた女性のウォーカーを発見する。一度は放置して閉める。再び開けようとすると開かくなって銃で撃って鍵を破壊しようとするがグレンに止められる。
「ベスが生きているとは思わなかったが、生きてるとダリルに聞かされた直後に死んでしまった、もう戦えるかどうか」とグレンに弱音を吐く。
ダリルの見つけた小屋でウォーカーを一体発見してナイフで処理する。そこに銃があるのを見て「自殺できたのに」と言うとキャロルに「あきらめなかった」と言われる。
雷雨の夜の中でウォーカーが扉を開けようとするのをダリルの次に見つけて扉を抑える。
ダリルからベスは強かったという話をされる。サシャを連れて外へ出て朝焼けを見ながら話をする。ダリルが直したオルゴールを鳴らそうとするが鳴らなかった。そこに突然現れたアーロンに銃を向けて警戒する。

11話

アーロンを小屋へ連れてくる。アーロンが言ったことが本当か確かめるためグレンたちと出る。真実だったことを確認して小屋に戻る。
アーロンが言う町へ向かう途中で一度リックたちが乗る車と分断されたが給水塔近くで合流する。

13話

ディアナがいずれ政府を設立したい、マギーには補佐になってほしいと言うのを聞く。絵空事だと?と聞かれると「いいえ」と言う。
仲間たちと歓迎パーティに出る。居心地悪そうなノアをグレンと共に気遣う。

14話

ディアナの補佐役になっている。エイブラハムが壁建設現場の指揮官に相応しいとトビンが推薦してきたのでディアナに後押しする。
ゲイブリエルがディアナにリックとその仲間たちは危険だと忠告しているのを密かに聴いていた。

16話

ディアナにリックを追放する話なら無駄と言ってリックを擁護する。会合までに多くの人と話し味方を作ろうとする。

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