ウェイフ -ゲーム・オブ・スローンズ登場人物解説-

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人物解説

ウェイフ

ブレーヴォスの「黒と白の館」に住む少女。ジャクェン・フ=ガーと同様、顔を自由に入れ替えて姿を変える事が出来る「顔のない男たち」という暗殺者のうちの1人。シーズン5の6話では元々貴族の一人娘だった、という身の上を話すが、それも本当かそれとも嘘なのか、アリアにははぐらかしていた。シーズン5の最終話で、本来の暗殺対象ではなく私怨でマーリンを殺したアリアへの罰としてアリアは失明し、この時ジャクェンは死んだが、元々ウェイフだった人物が今度はジャクェンの顔になった。

だがその後もウェイフは少女の姿でアリアの前に現れる。シーズン6では失明したアリアに棒術の稽古をつけて圧倒する。しかしアリアはそのうちに失明状態でも対応し、ウェイフが不覚を取ることもあった。
アリアが視力を取り戻した後、2回目の暗殺においてもそれを決行できなかったため、ついにはアリアを粛清しようとし、シーズン6の7話ではアリアの腹部を複数回刺し、さらにトドメを刺そうとする。だがあえて暗闇にしたアリアに敗北して、その顔の皮を黒と白の館の廟に貼り付けられてしまう。

相関図

ウェイフとその関わりの深い人物との相関図
名前 解説
アリア・スターク 黒と白の館に来たアリアとは「嘘を見抜いたらはたく」というゲームをしたり、棒術の稽古をつけたりといわば師匠役。だが暗殺を成し遂げられないアリアに対してついに殺害を決意し、その許可をジャクェンにもらう。だがアリアには返り討ちにされてしまうことになる。
ジャクェン・フ=ガー ウェイフと同じく「顔のない男たち」の1人。S5の最終話でアリアが殺したマーリンの代わりとして毒を飲んで死ぬが、今度はウェイフがジャクェンの顔になり、しかしその後も少女の姿のウェイフも登場するため、誰が誰なのかよくわからない状態。
レディ・クレイン ジャクェンが見習い暗殺者のアリアに殺すよう命じた女性。悪い人間ではなく、アリアは情を持ってしまったため殺せなかった。その前にもアリアは暗殺を完遂できなかったため、ウェイフがクレインを殺害。そして「顔のない者」になれる見込みなしとしてウェイフはアリアを粛清しようとする。

シーズン5での動向

3話

黒と白の館の中で初登場。アリアに「あなたは誰?」と聞いては殴りつける。

6話

アリアが遺体の運び先を知りたがるが、いずれ分かると言う。身の上を話す。元々貴族の一人娘だったが、継母に殺されそうになり、顔のない男たちに助けを求めた。それ以来、顔のない男たちに仕えることにしたらしい。だがこれを話して「今の私の話を信じた?」とアリアに聞いて真相は分からない。

8話

ジャクエンに「まだアリアに暗殺は早い」と言う。

10話

本来の暗殺対象ではなく、私怨でマーリンを殺したアリアに「あなたには早すぎた」と言う。ジャクエンの顔が死んだ男が薬を飲んで死ぬと今度はウェイフがジャクエンになる。そしてアリアは失明してしまう。

シーズン6での動向

1話

視力を失ったアリアの前に現れて一方的に棒で打つ。その後「また明日くる」と言って去る。

2話

目の見えないアリアをまたしごき倒す。

3話

館の中に戻ったアリアと、嘘をついたら叩くという前と同じゲームを行う。棒術の稽古もつける。目の見えないアリアに上を行かれることも。

5話

アリアと再び棒で訓練をし、圧倒する。素手でもなおアリアを制する。

6話

アリアがレディ・クレインに情を持って暗殺できないのを見る。ジャクエンからアリアを殺す許可を得る。

7話

アリア暗殺のため老婆に化けて近寄り腹部を3回ほど刺す。トドメはさせなかったがアリアは川に落ちる。

8話

アリアがクレインの家で眠っている間、クレインを殺害。アリアも改めて殺そうとする。だがあえてその場を暗闇にしたアリアに逆に殺されて、黒と白の館の廟の壁にその顔の皮を張り付けられる。

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