ボブ・ストゥーキー -ウォーキング・デッド登場人物解説-

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人物解説

ボブ・ストゥーキー

来歴

シーズン4で新たにリックたちの仲間になった元軍医の男性。
一見人当たりはよく出来た人間だが、アルコール依存が激しく、そのためにだけにシーズン4冒頭で物資調達に行き、インフルエンザが流行した際の獣医科病院への物資調達の時さえも酒を回収してダリルに軽蔑される。
しかしその後は特に問題を起こすことはなくリックたちの良き仲間として行動。終着駅までの道中でサシャと親しくなり、恋人になる。

人物評

シーズン3と4の間でいつの間にか仲間になっているが、具体的にどういう事があったのかは4-13で明らかになる。元々は生きるも死ぬもどうでもよいような感じで放浪していたようだが、刑務所の仲間となってからはリックのような善人が終わった世界におり、一人じゃなくなったことが非常に嬉しかったらしい。シーズン4序盤では酒への依存が高く、後々これが何か事件に繋がるのかと思えたがそういうことはなく、むしろリックの仲間たちの中でも穏健派、人格者ポジションに落ち着く。

関連人物

名前 解説
サシャ シーズン4での終着駅までの道中での交流で親しくなり、いつの間にか恋人同士に。
リック 終わった世界での現状は悪夢だと言い、いつかは終わるとボブはリックに語った。この言葉はリックも後まで覚えており、彼の考えを変える一因にもなる。

シーズン4での動向

1話

軍医だった黒人男性。シーズン3と4の間で新たにリックたちの仲間になっていた。
物資調達に参加したいとサシャに言い、許可される。
調達先のショッピングモールの外でウォーカーのちぎれた足を見つめる。建物屋上では墜落したヘリの周囲に多数の兵士のウォーカーがいた。
モール内で酒棚を見ていたところ棚が倒れてきて下敷きになる。助けを求めるが這いずるウォーカーに襲われそうに。なんとか間一髪助かる。

2話

刑務所内で感染症が広がっており、もっと広がるかもしれないと危惧する。

3話

リックに殴られた傷を治療せずにカレンのために墓穴を掘るタイリースを心配する。
ダリル、ミショーンと共に獣医科大学へ向かうことに。「俺が必要か?」とダリルに問うが医者の知識が必要であると語る。
ダリル、ミショーン、タイリースと共に獣以下大学へ向かうが途中でウォーカーの大群に囲まれて森へ逃げる。

4話

ダリルたち3人と徒歩で目的地を目指す。
3人で途中で見つけた家に入る。ダリルと共にバッテリーや物資を調達する。
ダリルに会った時、以前2回襲われた経験があったため去ろうとしたと明かす。そして以前の調達で棚に挟まれることになったのは自分のために酒を取ろうとしたことが原因だったことも明かしザックが死んだことの責任を感じるがダリルに自分だけの責任じゃないと言われる。
獣医科大学にたどり着き探索する。知識のある自分が指示し、ダリル、ミショーン、タイリースに薬を集めてもらう。ウォーカーに囲まれるが脱出する。バッグを落としそうになるが引っ張り上げる。するとバッグから酒が出てきて薬を集めていたのではないとダリルたちに知られる。

8話

酒のために行動した自分への自己嫌悪でか落ち込んでいたが回復したサシャに「あなたのおかげで命が助かったことは事実」と感謝される。
刑務所でブライアンたちとの戦いが始まると銃で応戦するが、胴体を撃たれる。貫通してるかマギーとサシャに聞き、していることを聞くと「よかった、治せる」と言う。

10話

サシャ、マギーと共に行動。撃たれた場所をサシャに手当される。マギーがグレンを捜しに行くと単独行動しかけたので一人にできないと言ってサシャと共についていく。
バスを発見したが中にはウォーカーだらけだったので3人で協力して倒す。みんないい人だったと悼む。

13話

冒頭で一人で力なく彷徨うシーン。これはシーズン3と4の間で刑務所の仲間になる前の時間軸。ダリルの「人を殺したことがあるか」という問いに「一人。頼まれたから殺した」と答えた。何もかもどうでも良いという態度のまま仲間になった。
現在の時間軸。サシャ、マギーと共に霧深い森の中でウォーカーに囲まれていた。噛まれてしまうが包帯の上だったと言ってサシャを安心させる。
線路で「終着駅」への案内看板を見つける。獣医科大学へ向かう途中に車の無線でそこからの通信が聞こえたことを2人に教える。
サシャから執着駅を目指すのではなく高所に避難することが必要だと言われる。
寝て起きるとマギーから「私のために危険を冒さないで」というメッセージを見つけ、彼女を追う。
仲間とは別れてしまったが以前とは違うと言って前向きさをサシャに示す。
夜、悲観するサシャと会話する。
建物を見つけ、やはりそこで過ごすべきだというサシャに反対する。刑務所の仲間に入った時「次に一人になるのはいつだろうと思った。悪い事が起きたのは俺が恐れていたからだ」とサシャに話す。サシャとキスして別れる。
後から追い付いてきたサシャとマギーを見て喜ぶ。

15話

グレンとタラが入ったトンネル出口にいたエイブラハムたちと合流しグレンとタラを救出する。
その後は8人で終着駅にたどり着く。

16話

終着駅のコンテナの中でリック、カール、ダリル、ミショーンと再会する。

シーズン5での動向

1話

リック、ダリル、グレンと共に人間を解体している作業場に連れてこられる。ギャレスに解決法があるとユージーンの件を話して交渉しようとするが却下される。
リックの力により3人と拘束を脱する。皆と協力して終着駅を脱出する。

2話

恋人のようになったサシャと歓談しながら話す。
リックたちと共に教会近くのフードバンクに調達に出る。道中リックと話し、「皆殺しにするのも間違ってないがこのままだと後戻りできなくなる、ワシントンへ行こう」と提案する。
フードバンクで浸水したフロアを探索する。水の中から出てきたウォーカーに突然つかみかかられて水の中に引きずり込まれる。
その後の夕食の場で、一人外に出て泣き出す。すると背後からいきなり殴られて気絶させられる。
目を覚ますとそこにいたのはギャレスとその仲間たちだった。ギャレスたちはボブの左足を切断して食っていた。

3話

ギャレスに自分が噛まれたことを教え「バカな奴らめ、汚染された肉を食った」と嘲笑する。
その後教会の前に放置される。リックたちに終着駅の生き残りギャレスたち5人の仕業だと教える。そして自分がフードバンクで肩を噛まれていたことを教える。
余命がなくなる間に教会のソファで休む。
ギャレスたちを倒して旅立つみんなに別れを告げる。「刑務所の仲間になる前は善人などいないと思っていた」と言い、「こんなことになってもいつか悪夢は終わる」とフードバンクへの道中と同じ言葉をリックに送る。
最期の時間をサシャと過ごし、眠ったあとにタイリースにナイフで処理される。

9話

ウォーカーに噛まれたタイリースの見る幻として登場。マーティンがタイリースの選択が間違っていたというのに対して関係ないと反論する。

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