ライサ・アリン(ライサ・タリー) -ゲーム・オブ・スローンズ登場人物解説-

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人物解説

ライサ・アリン

キャトリン・スタークの妹。アリン家の本拠アイリー城(高巣城)に息子のロビン・アリンと引きこもっている。自己中心的で、姉のキャトリンに助けを求められても断固拒否した。ピーター・ベイリッシュと恋人だが、ピーターは昔からキャトリンを愛している。
物語開始直前のタイミングで夫のジョン・アリンが毒殺され、これはラニスターの仕業ということになるが、実はライサとピーター・ベイリッシュが共謀しての事だった。

シーズン4ではサンサ・スタークを連れて来たピーターと結婚する。しかし若くて美しいサンサに嫉妬し始める。ピーターはライサに愛していたのはライサではなくキャトリンだったと真実を話した直後、城の「月の扉」から落とされて落下死してしまう。

相関図

ライサ・アリン(ライサ・タリー)とその関わりの深い人物との相関図
名前 解説
ジョン・アリン ライサの妻。エダード・スタークやロバート・バラシオンを育てた人物で、物語開始直前まで王の手だった。しかし何者かに毒殺される。これはピーター・ベイリッシュがスターク家とラニスター家を争わせるための陰謀だった。
キャトリン・スターク 実の姉。しかしキャトリンがシーズン1で来訪しても追い出そうとして全く協力的ではない。
ピーター・ベイリッシュ シーズン4ではライサとピーターは結婚する。ライサはこの上なく喜ぶが、ピーターの思い人はキャトリン。ライサがサンサに激しい嫉妬を見せたところでアイリー城の「月の扉」から落とされてしまう。
サンサ・スターク 王都から逃げ出した後、ピーターに連れられてアイリー城に匿われる。しかしキャトリンの影を重ねているピーターはサンサを女性として見ており、城の中でキスを交わしていたところをライサは目撃してしまう。激しく嫉妬したライサはサンサを月の扉から落としかけるが、そこでピーターに落とされてしまう。
ロビン・アリン ライサの息子。ライサが過保護に育てているため、10才になっても母乳を飲んでいる。わがままで短気。ライサ死後はヴェイルの有力者ロイスの養子となって育てられる。

シーズン1での動向

5話

連絡もなくティリオンを連れてきたキャトリンに激怒しながら息子ロビンに母乳をあげていて、過保護さと異常性を見せる。

6話

ティリオンの懺悔を聞くが下品な話だったので気を悪くする。息子ロビンは面白がる。ティリオンが決闘裁判に挑む権利は認める。ティリオンの代理人のブロンが勝ってしまったため、仕方なくティリオンを釈放して自由に。

8話

エダードが捕らえられたことを知ったキャトリンに対して冷たく、挙兵する気もないと断言。

シーズン4での動向

5話

愛するピーターが来たことを喜ぶ。サンサの正体をすぐに見抜いた。二人きりになるやいなやピーターを熱烈に愛そうとする。「ジョン・アリンに毒を盛れと言ったのはあなたよ」「キャットに手紙を書けと言われた時も指示通りラニスターの仕業だと書いた」と言って自分の献身ぶりを強調する。婚礼をすぐに行おうとする。そして夜はピーターに愛され、サンサに聞こえるほど大声で歓喜の声を上げる。サンサとの会話中、キャトリンへの嫉妬を語り、さらに若いサンサへ嫉妬していることも激烈に語り出す。しかしサンサが泣きだすとまた平常に戻り抱きしめる。

7話

サンサとピーターがキスをしていたのを密かに見ていた。その後サンサを城にある月の扉の前に呼び、そのことを責めてヒステリーを起こし始めてサンサを月の扉から落とそうとする。しかし現れたピーターに「愛した女性は君の姉だ」と言われた直後、自分が月の扉から落とされてしまう。

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