キャトリン・スターク(タリー) -ゲーム・オブ・スローンズ登場人物解説-

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人物解説

北部総督エダード・スタークの妻。
母親としての側面が強く、ロブ、サンサ、アリア、ブラン、リコンへの愛情は非常に深い。
だが、自分の子ではない落とし子のジョン・スノウに対してだけは冷たい。しかしそれでも昔ジョンが病に冒された時はその快復を心から願った。この時キャトリンは「ジョンが治るのであれば、今後は他の自分の子らと変わらず、スタークとして育てる」と神に誓ったのだという。それにもかかわらず、キャトリンは結局ジョンだけは愛することができず、シーズン1でもジョンに対しての愛情は薄い。キャトリンはスターク家にふりかかる災難の数々は自分が誓いを裏切ったことが原因なのだと思っている。

夫エダードが王都で処刑されてからは長兄ロブ・スタークと共に行動し、自らフレイ家に交渉に行くなどしてロブを助ける。
だが子供たちへの愛情ゆえに、捕虜になっていたジェイミー・ラニスターを独断で解放してしまい、ロブからの不信を招く。そしてシーズン3ではタイウィン・ラニスターの後ろ盾を得たフレイ家により、ロブやその妻タリサ共々に虐殺されてしまうことになる。

相関図

キャトリン・スターク(タリー)とその関わりの深い人物との相関図
名前 解説
エダード・スターク キャトリンの妻。キャトリンは夫を愛しているが、ロバートの反乱時にエダードが自分以外の女と子を作ったことは許せず、それゆえその子、ジョンに対しては冷たい。ジョンは実際はエダードの不貞の子ではなかったが、キャトリンはこれを知ることなくこの世を去る。
ロブ・スターク キャトリンの長男。エダード処刑後にはロブとキャトリンは共に慟哭し、ラニスターへの復讐を誓った。キャトリンは息子が戦で勝つために奔走するも、ジェイミーを独断で解放時にはロブは怒り、実の母親のキャトリンといえども拘束する決断をする。
ジョン・スノウ キャトリンが産んだ子ではない、エダードの落とし子。ゆえにキャトリンは他の子へほどの愛情は無く、むしろ疎んでいる。ジョンが幼い頃に病に伏せた時はキャトリンは心からその快復を祈り、治るのであれば他の子同様に愛情を持って接すると誓ったが、結局はそれが出来ず誓いを裏切った。キャトリンはこのことにより呪われ、スターク家に災いが起こったのだと思い込んでいる。
ジェイミー・ラニスター ロブが王都へ向けて進軍している中で捕らえたラニスター家長男。ロブらにとっては切り札だったが、キャトリンはサンサ、アリア解放の交換条件としてジェイミーを解放し、ブライエニーに王都まで送らせる決断をしてしまう。それゆえロブの怒りを買い、行動する自由を奪われた。
ロドリック・カッセル スターク家に仕える古株。キャトリンが王都へ向かった時などの護衛として常に付き従う。
タリサ・マイギア ロブの妻。しかし元々フレイ家との婚姻が先約としてあったのにも関わらずロブはタリサを選んだため、キャトリンはタリサに対して良い感情は持っていなかった。それでもツインズ城でロブとタリサがキスをしている時には笑みを浮かべていたが、直後にスターク家虐殺が起こってしまう。
ブライエニー 女性騎士。キャトリンがレンリー・バラシオンに会いに行った時、メリサンドルの魔術によるレンリー暗殺事件が発生。この場にいたブライエニーがその容疑者となるが、キャトリンは彼女を連れて逃げる。ブライエニーはキャトリンを信じるに足る人物としてレンリーの次の主と認め仕えるように。
ピーター・ベイリッシュ 昔からキャトリンを愛している。キャトリンとしてはむしろピーターを嫌悪しているが、娘を助けるためという甘言に惑わされてピーターを信じてしまう。
ホスター・タリー キャトリンの父親。作中ではシーズン3の3話での葬儀でしか出番はない。キャトリンの叔父ブリンデンとは不仲だった。
ブリンデン・タリー キャトリンの父親ホスターの弟。しかしホスターとは不仲だった。キャトリンとはホスターとの葬儀後で会話し、息子たちがもう生きていないと悲観するキャトリンを慰める。しかしフレイ家での婚儀では密かに自分だけ先に逃げ出して生存した。

シーズン1での動向

1話

ナイツウォッチから脱走した一員を処刑するのを止めようとする。サンサから「ジョフリーと結婚できるようエダードを説得してほしい」と頼まれる。エダードが王の手になることに反対する。妹のライサからジョン・アリンの死はラニスターによるものだという手紙が来る。自分の身を危険を顧みずこれを伝えたということは確かなことだとエダードにその信憑性の高さを語る。

2話

ブランの見舞いに来たサーセイと話す。サーセイに死んだ長男についての話を聞かせられる。ブランに別れを告げに来たジョンに冷たい態度を取る。その場でエダードと話して「17年前ロバートと戦場に行って次の年他の女の子供と戻った。そしてまた出ていく。耐えられない」と恨み節を言う。エダードたちが出立した後の夜もブランの元にいるが刺客に襲われる。手の平を大けがするがブランの狼サマーに救われる。ブランが落ちた塔へ登ってそこでサーセイが落としたらしい金髪を見つける。ロブ、シオン、ルーウィンらを集めて「ラニスターがブランを殺そうとした」と言う。使い鴉は信用できないからとキャトリンが直接エダードに会いに行くことにする。

3話

ロドリックを連れて忍びでキングズランディングへ到着する。直後にピーターの手の者に案内されて娼館へ。最初はこんな場所へと激怒する。しかしピーターが「刺客が使っていたナイフはティリオンのものだ」という言葉を信じる。エダードに「ピーターは信用できる」と伝える。ピーターに対して真の友だと言う。

4話

ロドリックと共に馬でウィンターフェルに帰る途中の宿屋でティリオンと遭遇する。身を隠そうとするがティリオンに見つかってしまう。宿屋にいるのはほとんど知っている家柄の者ばかりだったので、それを利用してティリオンはブランを殺そうとした者だとして捕らえさせた。

5話

ティリオンを連れて妹のライサの元へ向かおうとする。刺客に襲われたため多くの従者が死んでしまった。ロドリック、ブロン、ティリオンらと共に妹のいるアイリー城へ到着。

6話

ティリオンの懺悔を聞いてブランを殺そうとした罪は認めないのか?と聞く。身に覚えがないと返される。

8話

ジョンやロブ同様にサンサからの手紙を受け取りエダードの状況を知る。ライサがエダードのことを全く感知しないのを見て怒る。ライサに挙兵を促すが拒否される。ライサの援護は受けられなかったためロドリックと共に2人で故郷に戻る。途中でラニスターとの戦いを控えるロブと合流する。エダードを救うにはロブが勝つしかない、負ければスターク家は皆死ぬととロブに教える。フレイ家はあまり信用できないとロブにアドバイス。

9話

ロブの制止を振り切り、橋を守るフレイ家のウォルダー説得に行き川を通れるようにする。代わりにアリア、ロブがウォルダーの子供と結婚する約束をすることになる。

10話

エダード処刑の報を聞き慟哭。サンサとアリアを救出してからラニスターを皆殺しにしようとロブに話す。捕虜になったジェイミーと会い話す。ブランが突き落とされたことを聞くがその理由までは教えられなかった。

シーズン2での動向

1話

ロブがシオンに言われてグレイジョイと手を組もうとしたことを聞くが、グレイジョイは信用ならない家だと猛反発。ロブにレンリーの元へ行ってくれるよう頼まれる。そうすれば妹たちを取り戻せると言われ、その頼みを聞くことにする。

3話

ロブからの頼みの通り、使者としてレンリーに会いに。騎士らしい真面目なブライエニーを見て気に入る様子を見せる。

4話

レンリーの軍の陣に客として滞在。ピーターと会い「あなたは裏切った」と激怒。しかしサンサとアリアに会いたくないかと言われ、ジェイミーと娘二人を人質交換するように提案される。また、エダードの首?をピーターから受け取る。

5話

ロブには鉄の玉座を奪う気はないと言ってレンリーを味方としようと交渉する。スタニスと和解してほしいと言うが拒否される。レンリーが黒い人影に殺されるのをブライエニーと共に目撃。泣き崩れるブライエニーを説得し2人で逃げる。ブライエニーと共にレンリーの殺害現場から逃げた後はブライエニーと二人で行動。ブライエニーが「レンリーを殺したのはスタニスだ」と言うのに対して人の姿をした影だと反論する。ロブの元へと戻ろうとする。捨て鉢になっているブライエニーをなだめる。ブライエニーが自分に仕えたいと言ってきたのでそれを認める。

6話

タリサと初対面の挨拶をする。タリサの家柄は知らないと言う。ロブはフレイ家と婚姻する約束をしているためタリサとはダメだということをロブに念押しする。ウィンターフェルが落とされたこととロドリックが殺されたことを知り「決してグレイジョイを信じるなと言ったのに」と声を荒げる。

7話

ロブが留守の間、捕らえられたジェイミーがキャトリンのいる野営地へ連れてこられてリンチを受けるところだったので、恨みを晴らそうとする筆頭のカースターク公を制止。ジェイミーに「ジョンが連れてこられた時愛する振りをしたのか?ジョンを見ればエダードが他の女と寝たことを嫌でも思い出すだろう」と挑発される。それに怒りブライエニーから剣を受け取る。

8話

ジェイミーを殺さず、サンサとアリアの無事を確保するために逃した。戻ってきたロブやカースターク公に激怒される。

10話

ロブからフレイ家の婚約を破棄する話を聞き、政略結婚の場合は最初は相手を愛しておらずとも、結婚してから絆や愛ははぐくまれると説得する。誓約を反故にすれば報いを受けることになるとロブに言うが聞き入れられず。

シーズン3での動向

1話

ロブたちと共にハレンホールを訪れ、キャトリンの父の旗手だったという既知の遺体を見つける。ロブの指示でハレンホールでも幽閉され自由を奪われる。

2話

父、ホスター・タリーが死んだ事をハレンホールで聞き、父の前でも手枷をするのかとロブに嘆く。ウィンターフェルが焼け落ち、ブランとリコンが行方不明であることもロブから聞く。リヴァーランへ向かう途中にタリサと話す。母親が子供の無事を願って作るという装飾品を作りながら話すも、ロブとタリサが結婚することには反対であるキャトリンは不機嫌。自分の子供の中でもジョンだけは愛せず、死すらも願ったが、ジョンが病に伏せた時はこれからはスタークと名乗らせて愛すると神に誓ったという。しかし結局はそれ以降もジョンを愛する事は出来なかったことをタリサに話す。スタークに起こった災いは全て自分がジョンを愛せなかった報いなのだと思っている。

3話

ホスターの葬儀にロブ、タリサらと共に出席。「父はもうこの世界の戦のことを考えなくても良いのね」と言う。ブリンデンとの再会は喜ぶ。

5話

勝手にマーティン・ラニスターとウィルム・ラニスターの2人を殺してしまったリカード・カースタークは除名して人質にしろとロブに提案するが、ロブは処刑してしまう。

7話

エドミュアとフレイ家の娘の婚姻のためツインズ城へ向かう。雨で進軍がままならないため、ウォルダーを怒らせるのではと心配する。ロブとタリサがキスするのを怪訝な表情で見つめてテントを出ていく。

9話

ロブにキャスタリーロックを落とすための助言を求められる。ラニスターへ復讐を果たすようにロブに強調する。エドミュアの妻ロズリンが床入りとして連れていかれるのを見て可哀想にと言う。ロブたちへの虐殺が始まる前、いちはやく不審な雰囲気を感じ取る。ルースが鎖帷子を着込んでいるのを見て自分らがはめられたと分かり、ロブに声をかけた直後、スタークへの虐殺が開始。ロブだけは殺さないようにルースの妻を人質にとってウォルダーへ懇願するが聞き入れられず、ロブが殺された直後に自身も首を掻っ切られて死ぬ。遺体は川に捨てられたと、後に分かる。

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