トメン・バラシオン -ゲーム・オブ・スローンズ登場人物解説-

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人物解説

トメン・バラシオン

ロバート・バラシオンとサーセイ・ラニスターの次男。しかし真実はサーセイとその双子の弟ジェイミーとの子。兄のジョフリーとは違い、気が優しく穏やかな性格。
シーズン4まで目立った出番はないが、ジョフリーが暗殺されてからは次の王となる。
ジョフリーと婚姻したマージェリー・タイレルがそのままトメンと婚姻することになるためマージェリーと親しくなっていく。だがシーズン5でハイ・スパロウが力を持ち、マージェリーを偽証罪で捕らえてしまって以降は自らの無力を嘆くようになる。

シーズン6では大聖堂でサーセイの裁きが行われるはずだったが、サーセイの企みによりそこに集ったマージェリーはじめ、サーセイにとっての邪魔者が全てワイルドファイアにより焼き尽くされてしまう。それを知ったトメンは茫然としたまま、一言も言葉を発することなく城から投身自殺してしまう。トメンの死により、サーセイは自らの愛する子を全て失うことになった。

相関図

トメン・バラシオンとその関わりの深い人物との相関図
名前 解説
サーセイ・ラニスター 実母。子供たちへの愛情は本物だが、トメンにとっては過保護な母親。マージェリーと結婚してからトメンはサーセイを鬱陶しく感じるようになり、キャスタリーロックに行ってはどうかとも言う。
ジェイミー・ラニスター 本当の父親だが、本編中であまりトメンとの絡みはない。
マージェリー・タイレル タイレル家の娘。元々ジョフリーの婚姻相手だったが、シーズン4でジョフリーとの結婚式の中でジョフリーは暗殺されてしまった。そのままマージェリーは次王のトメンの婚約者となる。トメンはマージェリーの虜になるが、ハイ・スパロウの裁きにより偽証罪で長い間牢に入ることになる。これを救出するためトメンはハイ・スパロウと手を組み「王室」と「信仰」が一体化することになる。
ハイ・スパロウ シーズン5で力を持つ宗教家。トメンを自らの側に取り込み、対立するサーセイ、ジェイミー、タイレル家を排除しようとする。しかしシーズン6での大聖堂での裁判でワイルドファイアにより焼き尽くされてしまう。

シーズン2での動向

3話

食事中にサーセイに「サンサの兄上も殺すの?」と聞き、できればやめてほしいと言う。

6話

ドーンへと嫁ぐことになったミアセラを見送りながら泣く。それをジョフリーに「男なら泣くな」と、とがめられる。

9話

サーセイらと共に戦いの間は隠れている。敗北を覚悟したサーセイと共に鉄の玉座に座り、サーセイの話を聞いていた。サーセイはトメンと共に死を覚悟し、凌辱される前に自殺も考えていたがタイウィンらが駆けつけたため助かる。

シーズン4での動向

3話

ジョフリー亡き後、次は自分が王になることになるため、タイウィンからその心構えを説かれる。

4話

寝室にマージェリーがやってきたので驚く。マージェリーと歓談して楽しむ。

5話

王の戴冠式が行われ、新たな王となる。

6話

ティリオンの裁判で裁判開始の宣言をする。

シーズン5での動向

3話

マージェリーと結婚する。その夜にさっそく体を重ね、仲睦まじくなる。過保護なサーセイを鬱陶しがるようなる。サーセイにキャスタリーロックに帰ってはやんわり勧めてみる。

4話

マージェリーからロラスが捕らえたのをどうにかしてほしいと頼まれたのでサーセイに直談判に行く。しかしサーセイからは直接ハイ・スパロウに交渉するように言われたため自ら向かう。しかし信者たちに阻まれる。部下たちに殺させるような強硬策を取ることは望まず、会わずに戻る。

6話

ロラスの審問に立ち会った。マージェリーが連行されている時、助けを求められても何もできず。

7話

マージェリーのことで気を病み、食欲を無くす。サーセイから「権力があってもどうにもならないことは必ずある」と言われる。サーセイが何とかすると約束する。

シーズン6での動向

2話

ミアセラの葬儀に出てジェイミーと話す。サーセイとマージェリーが捕らえられても何もできなかった自分を責める。ハイ・スパロウに「妻に会わせてほしい」と言うが断られる。その後サーセイに会いに行き、ハイ・スパロウを処刑すればよかったと悔いる。

3話

ハイ・スパロウに会い、サーセイをミアセラの墓所に入れるように請う。

4話

ハイ・スパロウについて心を悩ませている。サーセイと話し合う。マージェリーを嫌っているのは?と聞くとサーセイは「好きか嫌いかなど些細なこと」と言う。ハイ・スパロウと二人で話したことをサーセイに打ち明ける。

6話

ハイ・スパロウと会話。マージェリーがサーセイのように贖罪の道を歩むことになるということで「他に道はないのか」と聞く。その後マージェリーと久方ぶりに会う。マージェリーがハイ・スパロウに感化されているので戸惑う。タイレル軍がマージェリー、ロラスを解放を求めたところで現れ、ハイ・スパロウと手を組んだこと、つまり信仰と王室が結ばれたことをジェイミーや民衆のまえで示す。信仰への攻撃は王室の攻撃になるため、信仰に敵対するジェイミーはキングズガードにはしておけないと言って解任する。

8話

皆の場でマージェリーとサーセイの審判を大聖堂で行うことにしたということを伝える。また、決闘裁判を廃止する事も伝える。

10話

大聖堂での審判が行われるので向かおうとするが、グレガーに大聖堂には向かわないように缶詰にされる。その後大聖堂がワイルドファイアで大爆発したのを見る。その後、ただただ茫然とし、無言のまま投身自殺してしまった。

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