ウォルダー・フレイ -ゲーム・オブ・スローンズ登場人物解説-

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人物解説

ウォルダー・フレイ

リヴァーランドのツインズ城の城主。フレイ家はトライデント河の番人をしている。ウォルダーは90才を越えた老人で、非常に下品で下劣な物言いをする。

シーズン1では夫の復讐のためにラニスターと戦っているキャトリン・スタークがツインズ城を訪れてウォルダーに橋を通してくれるように頼む。ウォルダーはキャトリンの息子のロブを将来フレイ家の娘と結婚、娘のアリアは息子と結婚することを条件に出してそれを飲ませた。

シーズン3時点だとロブはタリサという女性を愛するようになってしまったため、ロブは叔父のエドミュアを自分の代わりとしてフレイ家の娘と結婚させることにする。しかしウォルダーは実はスタークの敵であるラニスターと通じており、結婚の宴でロブやキャトリン、タリサを虐殺してしまう。この時エドミュアだけは殺さずに城に幽閉した。

その後はシーズン6で登場。リヴァーランドがブリンデン・タリー(エドミュアの叔父)に奪われたため、息子のルーサーにエドミュアを使って奪還するように命じる。ジェイミー・ラニスターの助けもあってそれは達成されるが、その後に城でいたところ、「誰でもない者」の能力で従者に化けていたアリア・スタークにより息子の肉を食べさせられ、首を掻っ切られて死亡する。アリアはさらにウォルダーの皮を剥ぎウォルダーに化け、シーズン7冒頭でフレイ家の者を全て毒殺する。

相関図

ウォルダー・フレイとその関わりの深い人物との相関図
名前 解説
ロブ・スターク シーズン2でキャトリンがウォルダーと交渉し、橋を通す代わりに将来ロブがフレイ家の娘の誰かと結婚する約束をした。しかしロブはタリサと結婚する事にしたため叔父のエドミュア・タリーを自分の代わりとした。
キャトリン・スターク シーズン2でキャトリンが単身でツインズ城にやってきて、ロブ率いるスターク軍がウォルダーのいるツインズ城の橋を通りたいと交渉してきたために、ウォルダーはロブが自分の娘と結婚することを条件に通してやった。後のエドミュアとロズリン・フレイの宴でスターク家への虐殺が起きた時、キャトリンはフレイの妻にナイフを突きつけて助けてくれるよう懇願するが「次の妻を見つける」と言って拒否した。
タイウィン・ラニスター ロブ・スタークらが橋を通ることを許したウォルダーだったが、実はウォルダーは密かにタイウィン・ラニスターと通じており、その後ろ盾があったからこそ、ロブやキャトリンたちを皆殺しにした。
アリア・スターク シーズン3でウォルダーが結婚の宴でロブたちスターク家を皆殺しにした時、外にはロブの妹のアリア・スタークがいた。この時からアリアはいつかウォルダーを殺して復讐することを決めていた。シーズン6の最終話でそれは果たされる。
エドミュア・タリー ロブの叔父で、ロブが自分の代わりにフレイ家に婿入りさせることにした。エドミュアはウォルダーの娘で美しい容姿のロズリンと結婚する。ロブやキャトリンが殺される現場にはエドミュアはおらず、殺されはしなかったが地下牢に幽閉される。ロズリンとは結婚した夜に床入りしており、ロズリンはエドミュアの子供を身ごもった。
ローサー・フレイ ウォルダーの息子。アリアに殺されてパイの中の具材とされてしまう。

シーズン1での動向

9話

15才の妻をはべらせながらキャトリンと話す。キャトリンは橋を通してくれるように頼むが、「他の家のためにわずらわせることはない」と静観している理由を話す。息子のオリバーをロブの従士にすること、アリア・スタークは息子と、ロブ・スタークが自分の娘と結婚することを条件に川を通し兵も貸す。

シーズン3での動向

9話

エドミュアを連れて結婚させるためにやってきたロブたちを城に迎え入れる。ロブが約束を守らなかったことで謝罪を受けるが、侮辱されたのは私ではなく娘の方だと言ってロブに謝罪させる。ロブたちに下品な言葉を飛ばすが、エドミュアと自分の娘との婚儀を行えばそれで過去の過ちは無しだと言う。婚儀の晩餐の中で床入りを指示。ロブたちを皆殺しにする策謀を発動させる。キャトリンが妻を人質にとってロブだけは助けてと言うが「次を見つける」と言って見捨てる。

10話

本来ならロブたちを虐殺するような度胸がある男ではないとティリオンに評されたが、タイウィンの後ろ盾を得たためそれを行ったとわかる。かつてホスターに馬鹿にされたが、ロブやキャトリンを殺してホスターの子孫を殺してやったため清々しいということをルースに話す。また若妻を作るのが楽しみだとも。ウィンターフェルで何があったのかとルースに聞く。

シーズン6での動向

6話

リヴァーランをブラックフィッシュに奪われたという報告を聞いて怒り、奪還を命じる。今まで監禁していたエドミュアをそれに利用するように息子のローサーに命じる。

10話

ツインズ城でラニスター、フレイが集う中で勝利の祝杯をあげる。エドミュアは牢に戻したということをジェイミーに伝える。リヴァーランも自分のものとなったと喜ぶ。その後一人で食事を摂っていた。侍女に化けたアリアに、それと知らず息子の肉の入ったパイを食わせられ、直後に首を切られて死ぬ。

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