タイウィン・ラニスター -ゲーム・オブ・スローンズ登場人物解説-

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人物解説

キャスタリーロックを本拠とするラニスター家の当主。有能で頭が切れる人物だが、同時に冷酷で、戦となれば非道な手を使う。
ジェイミー、サーセイ、ティリオンの3人の子供らに取っては畏敬の念を抱かれている父親。

シーズン1ではエダード処刑後に挙兵したロブと戦うが、ロブに敗北続きとなる。ロブが2000人の囮を使ってジェイミー・ラニスターを捕虜にする作戦にもしてやられる。自分が留守の間ティリオンは王都で王の手を務めるように指示する。

シーズン2ではハレンホールへとやってきて、そこを拠点にしてロブと戦う。捕虜になっていたアリア・スタークを自分の従者とするが、その出自を怪しむものの、最後までスターク家の人間だとは気づかなかった。自分を狙う人間がいると知るや、グレガー・クレゲインに命令してあたりの村や農場を虐殺するように命令する。スタニス・バラシオンが王都に迫っているので、その加勢へ向かう。その決断が功を奏し、劣勢だった状況を覆してスタニスに勝利する。臨時の王の手だったティリオンに代わり王の手に。

シーズン3ではサーセイをロラス・タイレルと、ティリオンをサンサ・スタークと政略結婚させることを決める。これはタイレル家ともスターク家(北部)との繋がりも強固なものにするためのものだったが、特にサーセイには大反発される。また密かにウォルダー・フレイと繋がり、ロブ・スタークとその母キャトリン、婚約者タリサ、スターク家の家臣全てを虐殺させた。

シーズン4冒頭で長男ジェイミーにキャスタリーロックを統治するよう言うが反発される。タイウィンの孫にあたるジョフリー王殺害事件が発生するとその容疑者であるティリオンの裁判で裁判官となって取り仕切る。ジェイミーに「自分が後継者となるからティリオンを助けてほしい」と言われると「ナイツウォッチとして生きる事は許す」と答える。しかしタイウィンは証人として、ティリオンが愛した女性、娼婦のシェイを出廷させた。何も言わずに許しを乞えばティリオンをナイツウォッチ送りにする判決を出すという約束だったが、再び娼婦絡みで屈辱を与えられたティリオン(タイウィンはティリオンが若い頃にも彼が本気で愛した娼婦を使ってティリオンに屈辱を与えた)は黙っている事が出来ず、裁判で暴言を吐き、ティリオンは決闘裁判で判決を決めることを提案する。しかし結局ティリオンはこれにも負けて死刑になるが、ヴァリスの手はずで亡命する事に。その前にタイウィンの寝床へ行ったティリオンはシェイと出会い、それを殺害し、その後タイウィンもティリオンに便所で殺害される。

相関図

タイウィン・ラニスターとその関わりの深い人物との相関図
名前 解説
ジェイミー・ラニスター サーセイと双子の長男。サーセイとティリオンに関してはタイウィンは「家名を傷つけた」と共通で評価しているので、ジェイミーに対しては最も期待しており、自分の後継者になってほしいと考えている。シーズン1でジェイミーが捕虜にされた時は大きなショックを受ける。しかしシーズン4冒頭でジェイミーはタイウィンがラニスターの本拠キャスタリーロックを統治しろというのを聞かずに王都でキングズガードを続けるというので勘当する。しかしシーズン4の6話ではジェイミーはティリオンを救うため後継者になると言った。しかしその後タイウィンがティリオンに殺害されてしまう。
サーセイ・ラニスター ジェイミーと双子の長女。タイウィンはサーセイに関してあらぬ噂(ジェイミーとの近親相姦)が立っているということでサーセイに関しては「家名を傷つけた」と評価している。しかし実際にそうであるとは信じておらず、サーセイからすればタイウィンは「自分たちを見ていないから真実も分からない」という人間だった。
ティリオン・ラニスター 次男。生まれた時にタイウィンの妻のジョアンナが死んだためタイウィンに取っては忌み子。捨てようとも考えたが、思い直して育てたという。ティリオンが若い頃、タイウィンの仕込みで娼婦を使ってティリオンに女を教えたが、その女をティリオンの前で手下に抱かせるというような屈辱的な経験をさせた。シーズン4ではティリオンが愛したシェイ(彼女も娼婦)を使ってまでティリオンに対して死刑判決が下されるように誘導した事はティリオンの逆鱗に触れる。そしてタイウィンが便所で用を足している時にボウガンを2本受けて殺されることになる。
ロブ・スターク シーズン1でエダードが処刑された後にラニスターへの復讐のために挙兵したスターク家の若き当主。若輩ながらも戦上手で、タイウィンをてこずらせる。しかしウォルダー・フレイと繋がりを持ったタイウィンはウォルダーに裏切らせ、ロブやその母キャトリンは虐殺された。
アリア・スターク シーズン2でタイウィンがハレンホールにやってきた時に出会う。タイウィンはアリアをスターク家の娘と気付かないままに自分の従者とする。アリアの嘘を見破りかけるも、最後までスタークの者だとは見破ることはなかった。
シェイ ティリオンが深く愛した娼婦。しかしシーズン4でティリオンが身の安全のためにあえて突き放すと「捨てられた」と誤解。そのためジョフリー殺しの裁判でティリオンの不利になる証言をするために出廷する。その後、処刑前に亡命しようとしたティリオンがタイウィンの寝床を訪れるとそこにシェイがいた。再び娼婦絡みで屈辱を与えたタイウィンをティリオンは許せず、シェイを殺害した後にタイウィンも殺害することになる。

シーズン1での動向

7話

鹿をさばきながらジェイミーと会話。エダードを襲ったジェイミーをラニスターにあるまじき行動だと言う。しかしエダードを殺さなかったことに「なぜ殺さなかった」と言う。獅子は羊の言葉など意に返さない、いずれ人は死ぬが家名は残る、ラニスター家の未来はこの数か月で決まるのだとジェイミーに教える。

8話

スターク家と戦うため軍を率いている。弟のケヴィン・ラニスターとの会話中、山の民を連れてきたティリオンと合流。山の民たちに対して自分たちと共にスターク家と戦えば報酬をやると約束。エダードに代わり王の手になる。

9話

ロブを若造と侮る。山の民と共に前線に立つようにティリオンに命令。ロブが率いる2000の兵を相手の戦に勝つ。だがこれは2000の兵を囮にしてジェイミーを捕らえるロブの作戦だった。

10話

侮っていたロブに裏を書かれてジェイミーを捕虜にされたことを知る。ティリオンと二人きりで話し「お前はバカだと思っていたが間違っていた」と言う。ティリオンには王都へ行き自分の代わりに王の手となることを命令する。なぜ私が?と聞くティリオンに「息子だからだ」と返す。「あの娼婦だけは連れていくな」とも釘をさす。

シーズン2での動向

4話

アリアたちが捕らえられた村へやってきて囚人を尋問、拷問して殺すのはやめ、働かせろと指示。そこでアリアを見出して自分の使用人とする。

5話

アリアが聞いている中で部下たちと作戦会議を行う。ロブを甘く見ていたことを認める。アリアの素性を怪しみ質問をして、北部の出身だと見抜く。

6話

以前と同じく部下たちと共に作戦会議を行う。エイモリー・ローチが無配慮な行動をしたことに激怒する。アリアがピーターに顔を見せないようにしていることには気づかず。かつてジェイミーに文字を毎日4時間、厳しく教えた話、父親は善人だったが弱かったのでラニスターの家名を汚しかけた、などといったをアリアにする。

7話

エイモリーを殺した犯人を血眼になって探す。反逆者を野放しにしておくと王は失脚すると考え、探すためには100人でも吊るせ、村や農場を焼き討ちしろとグレガー・クレゲインに命令。

8話

またハレンホールで会議。キングズランディングにスタニス・バラシオンが迫っている事について、スタニスには勝てないためジョフリーとサーセイは逃がすべきだという助言を弟のケヴァンから受ける。ロブがキャスタリーロックを攻めるリスクなども考慮するが、夜に一晩かけて進軍してキングズランディングへ加勢に行くことを決断。アリアをグレガー・クレゲインに譲る。

9話

スタニスとの戦いで劣勢のティリオンたちの危機に駆けつけて救出。玉座の間の扉を開け、サーセイとトメンに向かって「戦いは終わった。勝利したぞ」と言葉をかける。

10話

王都を救った功績をたたえられティリオンに代わって王の手に任命されることに。

シーズン3での動向

1話

ティリオンと会ってお前は相変わらず娼婦を抱いているだけと言ってブラックウォーターの戦いでのティリオンの功績を認めない。ティリオンに感謝を求められても拒否。時が来たら相応しい身分や妻を与えるがティリオンが求めるキャスタリーロックはやらないと断言する。さらに今度ティリオンといる娼婦を見たら吊るすと脅す。

3話

王の手として王都の高官らを集めて小評議会を開く。ピーターにはライサと結婚するよう、ティリオンは王都の金庫番になるよう命令する。

4話

サーセイからジェイミーに関して相談を受ける。ティリオンを救う時ですら戦争を始めたのだから、ジェイミーのためならばあらゆることをするとサーセイに話す。ジョフリーを上手く扱ってみせて?とサーセイに言われる。

5話

タイレル家はサンサをロラスの妻とするという話をティリオンに聞かせる。北部を征服するための鍵であるサンサをタイレル家に奪われるわけにはいかないとも。これを妨害するためサンサに別の夫を見つけることを考える。その夫とはティリオン。そしてサーセイにはロラスと結婚するように命じ、「そうすればお前にまつわる忌まわしい噂(近親相姦)も消せる」と言う。その2つの件をそれぞれ有無を言わさず押し付け、「お前たちはラニスターの名を汚したのだ」と言ってその場を去る。

6話

オレナと会話。サーセイとロラスの結婚の話をするがオレナは拒否。ロラスが男色であることを引き合いに出し、「そんな男がサーセイと結婚できるのは光栄な話だ」と言う。しかしサーセイとジェイミーの近親相姦のウワサのことで反撃を受ける。ロラスとサーセイの結婚を拒むならロラスをキングズガードに叙任すると言う。キングズガードは生涯結婚せず子をもうけられない決まりがあるためハイガーデンは滅びるとオレナを脅す。

7話

ジョフリーから招集される。デナーリスのことについて心配するジョフリーに、世界の果ての珍事については気にせずと安心させようとする。

8話

式の晩餐中、ティリオンに対して「子種をサンサに植え付けろ」と命令する。

10話

小評議会でジョフリーがティリオンに怒るのを見て「真の王は自らを王だと主張しない」と言う。小評議会でティリオンだけを残し自分がウォルダーを使ってロブを虐殺させたという話をティリオンに話す。スターク家の男は死にウィンターフェルは落ちたためルースに北部総督を任せると言う。また、改めてサンサを妊娠させるようにティリオンに命じる。「存続を第一に考える家は息子や娘のことを考える家を必ず打ち負かす」という自分の考えを教える。ティリオンが生まれた時、殺してしまいたい衝動を抑えて息子として育てて以来、自らの感情を抑えてきたのだと感情を露わにしてティリオンに言う。

シーズン4での動向

1話

剣を溶かして鉄に還させ、そこに狼の毛皮を入れて燃やす。この剣は実はエダードの剣。その鉄でヴァリリア鋼の剣を作ってジェイミーへ授ける。剣は二本作った。左手のないジェイミーにはキャスタリーロックを統治するように命じる。しかしジェイミーはキングズガードを続けたいと言うので呆れて勝手にしろと言い、実質、勘当する。

2話

サーセイと共にシェイに目をつける。オレナに結婚式に金を使い過ぎだとやんわり苦言を呈する。

3話

王都を閉鎖してジョフリー殺しの首謀者を見つけようとする。トメンにジョフリーが死んだ後に王になることを教え、その心構えをジョフリーの遺体の前にして長々と語る。娼館にいるオベロンに取り調べに来る。オベロンは毒に詳しいので疑った。これを機に、オベロンにオベロンの姉を殺すよう命令したのではと言われるが、自分は命令していないと断言する。オベロンがグレガーと会いたがったため、オベロンが裁判官の1人になるように手配し、さらに小評議会のメンバーになるようにもする。

5話

サーセイにトメンとマージェリーの婚姻、そしてサーセイとロラスの婚姻についていつやる気かと聞く。タイレル家はラニスターに次ぐ財を持つためなんとしても味方にしなければならないと言う。もう国庫に金はなく採掘できる金もなく、アイアンバンクから途方もない額を借りているとサーセイに教える。だからロラスとの結婚は嫌だろうが耐えろとサーセイを諭す。

6話

ハウンドを討伐するために報奨金をかけさせるようヴァリスに指示。デナーリスがミーリーンに居を構えたことも聞く。ドラゴンは300年戦争で勝っていないと言って強気を崩さない。ティリオンの裁判で裁判官の一人を務める。ジェイミーからティリオンに死刑を執行するのかと責められる。ティリオンを殺さないでいてくればジェイミーはキングズガードの立場を捨ててタイウィンの後継者となると言い出したため、ティリオンはナイツウォッチとして生きる道を与えると言って温情を与える。

8話

決闘裁判でオベリンがグレガーに敗北したので、その場でティリオンに死刑宣告をする。

10話

ロラスとの婚約はしないとサーセイに言われるが蒸し返すなと一蹴する。しかしサーセイはロラスと結婚するくらいならばジェイミーと自分の関係を暴露するとまで言うため言葉に詰まる。シェイと寝ていたことをティリオンに知られる。便所で用を足していたところ、ティリオンにボウガンを突きつけられる。処刑などさせん、お前はラニスターだと言ってその場をやり過ごそうとする。しかし、自分を死刑にしようとしたこと、シェイ絡みのことで憎しみに駆られたティリオンにより、2回射られて殺されてしまう。

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