ラムジー・ボルトン(ラムジー・スノウ) -ゲーム・オブ・スローンズ登場人物解説-

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人物解説

ラムジー・ボルトン

北部の有力な家系の1つボルトン家の領主であるルース・ボルトンの落とし子。
ゲームオブスローンズ世界で最も残虐な男で、拷問や皮を剥いで痛めつける行為を好む。

シーズン3ではロブの配下になっていた、父ルース・ボルトンの命令により、スタークを裏切ってウィンターフェルを落としたシオン・グレイジョイの確保をする。この時最初は味方の振りをしていたがシオンを閉じ込めると拘束して拷問を始める。性器を切られるなどして徹底的に痛めつけられて精神が崩壊したシオンは自分を「リーク」と名乗るように。

シーズン4ではルースから正統な息子であることを認められラムジー・ボルトンを名乗ることを許される。

シーズン5では北部での力を強めるために、ウィンターフェルにおいて、ピーターからの紹介でサンサと結婚する。しかしラムジーはサンサを弄び傷つける。北から攻めてきたスタニス・バラシオンを撃破する。

シーズン6ではスタニスに続きナイツウォッチのジョン・スノウと戦うことになる。兵士の数でボルトン軍は勝っていたため勝利は確定的だったが、サンサが呼んだヴェイルの軍により押されて敗北する。捕らえられた後はサンサにより犬に食わせられて死ぬ。

相関図

ラムジー・ボルトン(ラムジー・スノウ)とその関わりの深い人物との相関図
名前 解説
サンサ・スターク シーズン5で北部での力を高めるため結婚した。サンサはピーターに連れられてこられて不本意な結婚だった。ラムジーは処女だったサンサを弄び傷つけるが、シーズン6でラムジーがジョンに敗北した後、サンサにより犬に食わせられるという復讐を受けることになる。
シオン・グレイジョイ シーズン3で、ヤーラの使いと嘘をついて助ける振りをするが、騙して閉所に誘い込み、壮絶な拷問をする。そしてラムジーに全く逆らうことのない「リーク」となり果てる。シーズン5でサンサと会ったことでいくらかの正気を取り戻す。
ルース・ボルトン 父親。ルースはラムジーの落とし子であるためスノウ姓を名乗らせていたが、モウト・ケイリンをラムジーが落としてからは功績を認めてボルトン姓を名乗ることを許し、後継者としても認める。しかしルースはウォルダという女性を孕ませており、しかもそれは男児だったのでラムジーは後継になれない可能性を危惧し始める。そしてシーズン6ではラムジーに殺されてしまう。
ミランダ ラムジーの幼馴染で愛人。ラムジー同様、容易く命を奪う歪んだ性格だが、だからこそラムジーとはウマが合うため、深く愛している。そのためラムジーがサンサと結婚することになった時はサンサに嫉妬する。サンサとシオンが脱走した時ミランダは死に、ラムジーはそれを悲しんだ。しかし遺体をどうするかと聞かれると「犬に食わせろ」と言った。
ジョン・スノウ シーズン6で故郷ウィンターフェルを取り戻すために攻めてきた。ラムジー率いるボルトン軍は圧倒的にジョンの軍より数で勝っていたため、勝利は確定的だったが、サンサが密かにヴェイルに支援を求めていたため形勢は逆転。ウィンターフェルに籠城したところに突撃してきたジョンと一騎打ちをするが、矢をことごとく盾で防がれて倒される。
スタニス・バラシオン 玉座を狙う野心家。シーズン5で北部にやってきて、カースル・ブラックを経てウィンターフェルを攻めてきた。しかし極寒の環境でスタニス軍は疲弊しきっており、あえなくボルトン軍に叩き潰される。

シーズン3での動向

2話

ヤーラの使いだと言って拷問されるシオンを助ける協力者のふりをする。

3話

ヤーラの使いとしてシオンを助けて解放する。森の中で捕まったシオンをそこでも救う。

4話

シオンを助けるため森を誘導する。子供の頃、シオンが鉄諸島で人質として連れ去られるのを見ていたという。ラムジーをヤーラがいるという場場所へと案内する。しかしシオンを騙しており、そこでも拷問する気だった。

6話

シオンを拷問していたぶる。自分が誰か、何でこんなことをするのかとシオンに問い、見事当てたらシオンの勝ちというゲームをする。自分をリカード・カースタークの息子だ推測したのを聞いて「その通りだ」と嘘をつきシオンを一度安心させてから、結局拷問を開始する。楽しいから拷問をするのだと言ってシオンを絶望させる。

7話

シオンがミランダに誘惑されてその気になりだした時に現れて落胆させる。そしてシオンの性器を切り取ってしまう。

10話

ソーセージを食べてながらシオンの性器を切り落とした話をする。シオンをとことん言葉で責めて「リーク」という名前を名付けて人間としての尊厳を奪い尽くす。

シーズン4での動向

2話

シオンを連れ、ミランダと共に女を追い回して犬に食わせる残虐な遊びを楽しむ。シオンを半ば廃人にしてグレイジョイに対する人質として使えなくしたためルースに責められる。

6話

シオンを救うためにやってきたヤーラの襲撃を受ける。犬小屋でヤーラとその兵士らと戦う。ヤーラと逃げようとしなかったシオンを褒め、体を洗ってやる。

8話

落とすのに苦戦している、鉄諸島の兵が守るモウト・ケイリンにシオンを送り込む。シオンの言葉により兵は降伏したが、「丁重に扱う」というのは嘘で、全て皮を剥いで殺した。その後ルースと会う。ルースから北部総督ルース・ボルトンの息子、「ラムジー・ボルトン」を名乗ることを許される。

シーズン5での動向

3話

税を払わなかったという一族に攻め入り領主やその妻の皮を剥ぐ。ルースから暴力だけではダメだと言われ、北部での力を強めるためサンサと婚姻することになる。ピーターにサンサを傷つけないと約束する。

5話

ミランダが自分と結婚すると約束したと言い出すが、「俺が落とし子だった頃の約束だ」と言う。ミランダとは愛人関係を続けてやると言う。シオンから自分をサンサに見られたという話を聞く。食事中にシオンにサンサに謝罪させる。ルースからウォルダに子供が出来たという話を知ったことを聞いて、自分の立場が危うくなることを危惧して不機嫌になる。

6話

サンサと夜の森で結婚式を挙げる。その後、初夜をシオンに見せつける。

7話

シオンからサンサの塔の合図の話を聞く。母親から生まれるのが男の場合、跡継ぎは正妻の子になるのでは?とサンサに言われるが、ジョン・スノウのように落とし子でも高い立場になれると返す。後継ぎはそしてサンサの味方をしていた侍女の老婆の皮をはがして殺したのをサンサに見せる。

8話

スタニスの軍を弱らすのに20名の精鋭がいればいいとルースに言う。実際、その20人でスタニス軍の武器庫を燃やす作戦成功させた。

10話

スタニス軍をウィンターフェル付近の雪原で迎え撃ち殲滅する。

シーズン6での動向

1話

幼馴染で愛人だったミランダが死んだことを悲しむ。ミランダだけは自分を恐れなかったと言い、ミランダの痛みを1000倍にして償わせると復讐を誓う。だがミランダの遺体は犬に食わせろと指示。サンサを捕まえられなければ跡継ぎはウォルダが身ごもっている子になるため危機感を持つ。

2話

サンサとシオンがカースル・ブラックへ向かったと予想する。カースル・ブラックを攻めてジョンを殺すことを提案する。ウォルダが男児を生んだことを知るとルースを刺殺する。さらにウォルダとその赤子を犬小屋に閉じ込め、「俺に兄弟なんていらない」と言って犬に食わせて殺してしまう。

3話

スモールジョンから支援を請われたので、自分の旗手となることを要求する。それは拒否されるが、代わりにスモールジョンから手土産としてリコンとオシャをプレゼントされる。

4話

オシャを気に入ったので風呂に入れて綺麗な格好に。そして抱こうとするがオシャが自分を暗殺しようとしているのを読んでおり、オシャに攻撃される前にオシャの首を刺して殺す。

9話

戦いが起きる前にジョンと会談。ジョンに降伏を求める。ジョンが一騎打ちを望んできたが拒否し、兵力で倍以上勝っているため勝利を確信し余裕を見せる。開戦前にリコンをスターク軍側に走らせてそれを矢で狙うというゲームをし、リコンを殺す。開戦すると味方に当たることも厭わず矢を放つ号令を出す。その後は盾と槍を構えた兵にスターク軍を取り囲ませ殲滅しようとする。勝利は確定的だったが、サンサが読んだヴェイル軍により形勢は逆転される。その後は城へ撤退して籠城しようとするがワン・ワンに門を破られ、ジョンに一騎打ちで敗北して捕らえられる。そしてサンサの手により犬に食われて絶叫しながら死ぬ。

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