ヴァリス -ゲーム・オブ・スローンズ登場人物解説-

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人物解説

ヴァリス

王都キングズランディングの小評議会のメンバーの一人の宦官。「蜘蛛(スパイダー)」「密告者の長」などとも呼ばれる。
得体の知れないような雰囲気を醸し出していて何を考えているのかわからない人間であり、真の目的が何なのかと聞かれるシーンが何度も(エダードから、ティリオンから、オベリンから)ある。表だって目立つ行動をすることはなく、自分が不利にならないように立ち回り、勇気ある英雄的行動などはしないが、悪人というわけではない。真の目的が分からない不気味な人間としてしばらくはティリオンに警戒されていたが、ティリオンはシーズン5以降では深く信頼するようになる。
その目的は「7王国の平和、強者が弱者を虐げない世界を作ること」だいう。ティリオンの命をシーズン4で救うのもそのため。シーズン5以降はティリオンと共に、王の資格があると考えたデナーリスの元に仕えるようになる。

王都のスパイの元締めであり、海の向こうのデナーリスの動向もロバートの反乱後、ずっと把握し続けていた。物事の裏で暗躍するという意味ではピーター・ベイリッシュと似ているが、ヴァリスはベイリッシュとは違い、人の命を軽んじたりすることはなく、娼婦のロスを懐柔しようとした時にもその身の安全は保障しようとしていた。
幼い頃は旅芸人と共に世界を回っていたが、魔術師に売られ、しかも去勢され、切られた局部を魔術のために使われたという壮絶な過去を持っている。そのために魔術の存在自体を疎んでいる。その魔術師は密かに監禁しており復讐を遂げた。

シーズン1時点だと何を考えているかわからない不気味な宦官。
王の手になったエダード・スタークを信用してジョン・アリンが毒殺された事実を話す。クーデターに失敗したエダードに対して密かに水を渡して降伏するように促すも、エダードは処刑されてしまう。

シーズン2時点ではティリオンに近づく。ティリオンからは不気味がられる。ティリオンがブラックウォーターの戦いで自ら前線に赴いて戦ったことを高く評価する。ピーターのスパイだった娼婦のロスを自分のスパイとして買収する。

シーズン3ではティリオンに自分が去勢された時の話をする。ピーターがロスをジョフリー王に捧げて間接的に殺害したことを知って顔をこわばらせる。

シーズン4ではジョフリー殺しの罪に問われたティリオンの証人として出席する。その場でティリオンの不利になる証言をしたためティリオンからは恨み言を言われる。しかし実際の所ティリオンを見捨てるつもりはなく、ティリオンが処刑される前に亡命の手続きをしていた。ティリオンと共に船に乗って王都キングズランディングを脱出する。

王都を出て海を渡った後のシーズン5では、デナーリス・ターガリエンが女王になるに相応しい人間かと見極めるためティリオンと共にミーリーンを目指す。3話でティリオンとははぐれてしまう。しかし10話で再会。ティリオンに「会いたかった」と言われる。

シーズン6ではティリオン同様にデナーリスの元で、自分のスパイを活かして働くようになる。8話で遠征に出て、オレナ・タイレルとエラリア・サンドが会談している場に現れる。これによりこの二人の陣営とデナーリスは手を組むことになったことを表していた。

シーズン7ではかつて自分がデナーリスを見張り、殺そうともしたことをデナーリスに責められる。信用できないなら殺せばいいと返す。デナーリスがランディル・ターリー、ディコン・ターリーまでも殺してしまったことについてティリオンと話して、デナーリスを正しく導く事が必要だと言う。

シーズン8ではティリオンからジョンが正統な王たる資格を持つことを聞く。暴君のような危うさがあるデナーリスよりもジョンが王に相応しいと考えたヴァリスだったが、この意思がデナーリスに伝わってしまったためにデナーリスに処刑されることになる。その後ヴァリスの危惧通りデナーリスは王都を全て焼き尽くすという凶行に及び、ティリオンも「ヴァリスが正しかった」と後悔した。

相関図

ヴァリスとその関わりの深い人物との相関図
名前 解説
ティリオン・ラニスター 何かと関わりのある友人。ヴァリスはティリオンのことを高く評価しており、「世界が平和になるためには必要な人物」としている。シーズン4では処刑されそうになっていたティリオンを救い、共に亡命した。シーズン5以降では互いに相棒のような存在で、ティリオンからも深く信頼されるようになる。しかしシーズン8ではあくまでデナーリスに仕えるティリオンと、ジョンの方がデナーリスより王に相応しいと考えるヴァリスで意見が異なってしまい、ティリオンはデナーリスに「ヴァリスは裏切り者だ」と教える事になる。
ピーター・ベイリッシュ(リトルフィンガー) ヴァリス同様、策謀を得意とする男。スパイを通じて各地の状況を細かく把握するのもヴァリスと同じ。だがピーターはヴァリスとは違い、手段を選ばず、非道な行いもする。娼婦のロスは元々ピーターが使っていたが、ヴァリス側に付いたと知るとピーターはロスを殺してしまった。
ロス ピーターのスパイとなっていた娼婦のロスを自分の側に引き入れてスパイとして使っていた。しかしそれがばれ、ロスはピーターの手によりジョフリーに献上され、その餌食となってしまう。
エダード・スターク シーズン1でロバート王の手となったエダードは信義に厚い人物だと判断。ヴァリスはエダードの味方につく。エダードがジョフリーに反乱を起こした後に地下に逃げ隠れた時もヴァリスが水を持ってきて援助する。エダードに降伏を促すもエダードは一度は拒否。しかし降伏しても待つのは処刑だった。
デナーリス・ターガリエン ヴァリスはロバートの反乱後、ずっとスパイを使ってエイリスの子であるヴィセーリスとデナーリスを監視し続けていた。このことはデナーリス自身は恨んでいるが、シーズン5でティリオンは「デナーリスが今まで生き残れたのはヴァリスのおかげかも」と言って、実はデナーリスを守るように動いていた可能性を示唆している。シーズン5で王都から亡命後はティリオンと共に仕える。シーズン7でデナーリスから過去の事を責められるとヴァリスは「信用できないなら殺せばいい」と言った。シーズン8でジョンの方が王に相応しいと考えるようになったヴァリスは本当にデナーリスに処刑されることになる。

シーズン1での動向

3話

王の手に任命され王都へやってきたエダードと挨拶する。キャトリンが密かに王都に来ることをピーターに教えていたのはヴァリス。「私の小鳥(スパイ)はあちこちにいる」と話す。娼館でキャトリンと会う。刺客が持っていた短剣の所持者は知らないと話す。

5話

エダードと会話。去勢したがそのおかげで見えるようになったこともあると話す。エダードに「王はバカ者だ。あなたが救わなければ破滅する」と言い、ジョンアリンは毒殺で、犯人はヒューだと教える。エダードは信義を重んじる人物なので信用に足ると判断してこれを話すことにしたらしい。その後ピーターと話し「あなたがキャトリンに執心なのは有名な話。もしラニスターがブランの暗殺を謀り、ピーターがスターク家に気付かせたとしたら?もしこれをサーセイに話したら?」と腹を探る。しかしピーターがヴァリスのことを深く知っているために表情をこわばらせる。ジョラーが自分の駒であることをエダードに明かす。

7話

ワインをロバートに渡したのは誰かとバリスタンに聞く。デナーリスを殺さない決定をエダードに伝えられてももう使い鴉は飛んでしまったと返す。エダード側につく。

8話

逃げ落ちたエダードに水を渡す。ロバートの死はサーセイの企みによる暗殺だとエダードに教える。エダードに「誰に仕えている?」と聞かれ「もちろん国家です。誰かがそうせねば」と返す。サーセイらと共にバリスタンに隠居を促す。

9話

エダードにまた水を持ってくる。英雄でないのでエダードは救うようなことはないと言う。少年の頃、旅芸人の一座と自由都市を回っていたということをエダードに話す。エダードに本当の目的を聞かれ「平和です」と答える。エダードにサーセイに降伏するように説得するが拒否され残念がる。

10話

ピーターと話す。ピーターを敵に回したくない、尊敬すると言って腹を探り合う。

シーズン2での動向

1話

パイセル、ピーターらと冬に対する備えを話し合う。

2話

ティリオンの知らぬ間にシェイと歓談をしている。この段階ではまだティリオンに信用されていないため、不信の目を向けられる。しかしティリオンには秘密は話さないと約束する。

3話

ティリオンからシオンにミアセラを嫁がせるという話を聞かせられる。「王と司祭と金持ちがいる。剣士が1人いる。3人がそれぞれ他の2人を殺せと命じれば誰が残る?」とティリオンになぞかけをし、「権力者本人が力を持っているわけではない、力はまやかしでしかない」と言う。

8話

ブロンたちシティウォッチの働きにより窃盗犯が激減したとティリオンに伝える。ティリオンに対して「上手くゲームをしている」と言い、王の手としての役割を立派に果たしていると言う。また、デナーリスがクァースで生きていることも伝える。

9話

戦いに赴く前のティリオンに町の地下道の地図を渡す。スタニスには魔女メリサンドルがいることをティリオンに教える。去勢された時の話をいつかティリオンに話すと約束する。暗黒の力を使うスタニスが鉄の玉座につけばひどいことになる。それを止められるのはあなただとティリオンに言う。

10話

娼館へ密かに足を運びロスと会う。すでにピーターのスパイとなっているロスを懐柔して自分のスパイとする。ティリオンが色々と不利な状況にあることを教える。シェイをティリオンに会わせ、「あなたがいなければ敗北していたことを理解していることは大勢いる」とティリオンを励まして去る。

シーズン3での動向

3話

自らの手ごまを使ってもジェイミーの消息が未だ分からないためタイウィンに「努力が足りない」と叱責される。ハレンホールにルースボルトンがいることをタイウィンに伝える。

4話

何かの箱をいじっている作業中にティリオンからブラックウォーターでのサーセイの企みの証拠を探すため手を貸してもらうよう頼まれる。ティリオンに自分が去勢される時の話をする。昔、役者たちと自由都市を回っていた。そんな時男に買われて、薬で感覚だけ残されたまま性器を切り取られて燃やされた、その時青い炎が立ち上がり声が聞こえた、その声が今でも忘れられない、それから魔法を恨んできたという。だからヴァリスは魔法を恨んでいるため、スタニスやメリサンドルと戦うティリオンに協力するのだという。そして、自分を去勢した男から「死ね」と言われたがそれに対する反骨心で、貧民から今の立場を得たという。辛抱強くしていれば影響力は見につくとティリオンに教える。作業していた箱の中にはその話に出た、ヴァリスを去勢した男が入っていた。スパイとして雇ったロスからピーターが、ライサの元へ行く時に誰かを連れていこうとしていると聞かされる。その後はオレナに会う。ピーターはサンサを連れていずれ権力を持つことを危惧していることをオレナに話す。

6話

玉座の前でピーターと話す。自分が雇っていたロスがピーターの手によりジョフリーに提供され、その餌食になったことを聞いて余裕をなくす。

10話

ウォルダー公にロブの首を送らせろと言うジョフリーを「サンサはあなたの叔母ですよ」と言って諫めようとする。シェイと話して出生を聞く。シェイはティリオンを変えたと話す。しかしシェイがティリオンと添い遂げるのは困難だと諭し、ダイヤを渡して王都を離れるように促す。しかしシェイはダイヤを投げ返して拒否する。

シーズン4での動向

2話

ティリオンに、ティリオンとシェイの関係がサーセイに知られたことを教える。

6話

リヴァーランでハウンドが目撃されたこと、デナーリスが裏切り者のジョラー、離反したバリスタンを配下にしてミーリーンに居をかまえ、着実に力をつけていることをタイウィンに報告。その後オベリンと会話。ティリオンの裁判で証言をし、「王たちは昨今ハエのように死んでいる」とティリオンが小評議会の中で発言したことを証言する。ここでティリオンがヴァリスに「以前、俺がいなければ戦には負けていた、それは忘れないと言ったことは忘れたのか」と聞かれたので「私は忘れません」と答える。

10話

6話での裁判ではティリオンが不利になる証言をしていたが、ティリオンを見捨てるつもりはなく、実は土壇場でティリオンを亡命させるつもりだった。ティリオンを船に乗せた後、城から緊急事態を知らせる鐘が聞こえてきた(ティリオンがタイウィンを殺したため)ので戻るべきではないと考え、ティリオンと共に船に乗って亡命することを決める。

シーズン5での動向

1話

ティリオンと船旅をし続けてペントスに到達。友人のイリリオ・モパティスの館へティリオンを匿う。箱に入っているティリオンの便の処理などもヴァリスが行った。なぜ助けたとティリオンに聞かれると「7王国の平和と繁栄のためにやった、ティリオンはこの先も7王国のために必要、強い者が弱い者を虐げることのない世を目指している」と答える。7王国に必要なのはトメンより強く、スタニスより寛大で、諸侯たちを押さえつけ、人民に愛される人物だと言う。そんな男がどこにいると聞かれると、「誰が男だと?」と言ってデナーリスがそうであることを示唆する。そしてティリオンと共にデナーリスのいるミーリーンを目指す。

2話

ティリオンと同じ馬車に乗り、ティリオンが愚痴ばかり言うので皮肉を言う。ティリオンには統治者としての才能もあったとほめる。自分らのような人間は箱の中では満足できないと言う。

3話

ずっと籠っているためフラストレーションを溜めたティリオンがどうしても外に出たいと言うので、仕方なく共にボランティスの町に出る。だが娼館で目を離した隙にティリオンがジョラーに拉致されてしまっためはぐれる。しばらく登場しない。

10話

ダーリオとジョラーがデナーリス捜しに出た後ティリオンの前に現れる。さっそくデナーリスに気に入られているティリオンを褒める。ティリオンに「会いたかった」と言われる。

シーズン6での動向

1話

ティリオンと共にミーリーンの町を歩く。ハーピーの息子たちの裏にいるのは何者なのかと話し合う。すでに自分のスパイがそれを探っていると言う。ティリオンと共に船着き場の火事を見る。

2話

親方たちが復権したためアスタポアとユンカイがミーリーンに援助を求めなくなったことをティリオンに伝える。ティリオンが2頭のドラゴンの鎖を外すところを見守る。

3話

ピラミッドの中にある女性を呼ぶ。それはヴァーラというミーリーンの娼婦だった。彼女はバリスタンが死ぬ前のシーンにも登場している。彼女を問い詰め、息子を脅しに使い、ペントスに逃げる手はずを用意する代わりに、ハーピーの息子たちの支援者の正体を自白するように要求する。「アスタポアの親方とユンカイの親方が、ボランティスから支援を受けていた」というのが事実だった。これをティリオンらに報告する。

4話

ティリオンと共にアスタポア、ユンカイの奴隷商人たちと会談。

5話

ティリオンがデナーリスの功績を伝える者が必要だと言うので「そんな男がいるのですか」と聞くと「誰が男だと言った」と、自分が以前言ったセリフで返される。キンヴァラにスタニスはメリサンドルを信じていたが敗れたという事実を話し、妄信することの危険さを訴える。するとキンヴァラは、キンヴァラが知っているはずのないヴァリスが魔術師に去勢させられた時の話をし始めたので、珍しく狼狽え、その力を認めざるを得なくなる。

8話

ティリオンと町を見回る。一人で遠征に出る。この時点だとどこに行くのかは明らかにされない。

10話

遠征というのがどこへなのか不明だったが、サーセイに対抗すべく手を組もうとしているオレナとエラリアの会談中、エラリアの合図でヴァリスが現れる。つまりエラリアはデナーリスと手を組むことを決めていた。

シーズン7での動向

2話

デナーリス、ティリオンと共に今後の行動を決める。デナーリスにエイリスやロバートに仕えた上、デナーリスを殺そうとしたことを責められるが、真に心から仕えるのは王や女王ではなく民、信用できないなら殺せばいいと言って自分の信念を語る。

3話

ジョンらと会わず一人ごちるメリサンドルになぜジョンを迎えないのかと聞く。もうウェスタロスには戻らない方がいいと助言するが「異国の地で死なねば」と言い残したメリサンドルの言葉を聞いて驚いた様子を見せる。

5話

ティリオンと話し、ランディル・ターリーだけでなくその息子のディコン・ターリーまでデナーリスに殺されたことを嘆く。かつて狂王に仕えた頃「やったのは自分ではない」と言い訳していたとティリオンに話す。デナーリスのことを「正しく導けば狂王とは違う」と言う。

7話

ジョンらとサーセイに会う。ブロンに今はいくらもらっているかと聞く。その後は会談を見守る。

シーズン8での動向

1話

デナーリス軍と共にウィンターフェルへ。ティリオンと冗談を飛ばしあう。
デナーリス、ジョンの2人が今後ティリオンの言う事を軽んじるようになるのではないかという危惧をティリオンに伝え、それは「永遠に続くものはない」という現実から目を逸らすためだろうと、デナーリスとジョンを見つめながら話す。

3話

死者との戦いではティリオンやサンサのような戦う力のない者たちと共に地下に隠れて生存。

4話

戦いの後の宴で、北部民は自分を信用していないと感じ取っているデナーリスを見つめる。
ヴァリスはティリオンらと共にサーセイ妥当のための軍に参加。サンサからティリオンへ伝えられた「ジョンはターガリエン家の嫡子だ」という真実をティリオンから聞いてヴァリスも知る事になる。このままではいずれ数百人が知る事にもなり、それは止められないとティリオンに話す。海の上でユーロン率いる軍に襲われたためヴァリスは海へ落ちたようだが、なんとか浜辺へたどり着いて生存。
その後、レイガルを失った上にミッサンデイを捕虜にされて激怒するデナーリスが王都に攻め入り焼き払おうとしたので「それは間違っている。何千もの民衆を殺してはいけない」としてなだめて交渉の場を設ける事を提案する。
ティリオンと二人きりで会話。デナーリスは性格が強すぎるために危険であり、ジョンの方が王の素質があるとティリオンに話す。「ならデナーリスはどうする?」と聞かれるとヴァリスは無言だが意味深な表情で返し、ティリオンは「それだけは…」と言って同様。デナーリスの暗殺を示唆?

5話

前話でジョンの出生を知ってからはジョンを王とすべきと考えていて、誰宛てか不明だが手紙を書いている。自分が使うスパイである少女マーサにデナーリスへの食事を持っていかせる。これは恐らくデナーリス暗殺のための毒入り?
デナーリスに忠実なティリオンがヴァリスに叛意ありと告発。そのため処刑されることになる。ティリオンと最後の会話では「正しい裁きであると願う。私が間違っていればそれでいい」と言い、ドロゴンの炎で焼かれ処刑される。
その後、デナーリスは王都攻城において城下町や城すべてを焼き尽くす選択をしてしまい、ヴァリスの危惧していたことが現実となってしまう。

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