凡人の感想・ネタバレ>ゲーム・オブ・スローンズ相関図付き登場人物解説>ジョフリー・バラシオン
スポンサーリンク
シーズン1時点で王のロバート・バラシオンとその妻サーセイ・ラニスターの間に生まれた男児。しかし実際はサーセイとその双子の弟ジェイミー・ラニスターとの子。
ロバート王が死んだ後はジョフリーが若くして王となる。
だがその性格は極めて残虐。叔父のティリオン・ラニスターは「邪悪で馬鹿」だと評し、自らに逆らう者すべてを後先考えずに殺害を命じるほどに短気で短慮。
その性質を衆目の前で咎める唯一の存在であるティリオンに対しては深い憎しみを抱いており、王になってからは何かと嫌がらせをして面白がっている。
シーズン1でウィンターフェルを訪れた時にサンサを気に入る。エダード・スタークを処刑した後はサンサを妻にする。しかしサンサはジョフリーの凶暴性を知り恐怖する。
シーズン2でも王として勝手きままに振る舞う。終盤でスタニス・バラシオンが攻めて来るが、戦いにはいざとなると怯え、戦場から去ってしまう。
シーズン3ではマージェリーと出会い、サンサ以上に彼女を気に入る。しかしサンサの事も手放すわけではなかった。
シーズン4ではマージェリーと結婚する。だがその結婚式で突然苦しみ始め、血を流したあげくに死亡する。絶命する寸前にティリオンの方へ腕を伸ばし、そばにいたサーセイはティリオンが犯人だと決めつけたが、実際はオレナ・タイレルとピーター・ベイリッシュにより謀略だった。
スポンサーリンク
名前 | 解説 |
サーセイ・ラニスター | 母親。我が子への愛情が深い人物であり、ティリオンには「ジョフリーですらも愛情は同じこと」と話した。ジョフリーが金髪なのはジョフリーがロバートとサーセイの子ではなく、ジェイミーとサーセイの子であるため。 |
ジェイミー・ラニスター | 叔父に当たる人物だが、実は本当の父親。 |
ティリオン・ラニスター | 叔父。ジョフリーに対して厳しく、それはジョフリーが王になってからも同じだったためジョフリーにとっては誰よりも憎たらしい相手。それゆえに何かと嫌がらせをする。ジョフリーがシーズン4で死んだ後にはジョフリー殺しの容疑者となる。 |
サンサ・スターク | スターク家長女。シーズン1でジョフリーがウィンターフェルに来た時から気に入っていた。サンサも最初はジョフリーに憧れを持ったが、内面を知るとジョフリーには恐怖を覚え、ジョフリーを「怪物」と表現したこともある。 |
マージェリー・タイレル | サンサとの婚約後に新たに婚約したタイレル家の娘。ジョフリーはその美しさに虜になったが、マージェリーとその祖母オレナはジョフリーの凶悪さを警戒していた。結果、オレナはマージェリーに黙ってジョフリーを暗殺する。 |
マーリン・トラント | 王の盾。ジョフリーの言うことに忠実で、サンサを殴れと言われれば躊躇なく殴る。 |
トメン・バラシオン | 弟。ジョフリーとは違い温和で優しい。ミアセラがドーンへ嫁いだのを見送った時にはジョフリーは「泣くな」とトメンに対して兄らしく叱咤した。 |
ミアセラ・バラシオン | 妹。トメン同様、ジョフリーとは似ておらず優しく純真。シーズン2では政略結婚でドーンに嫁ぐことになるが、サンサによればその時ジョフリーもトメン同様に別れを悲しみ泣いていたらしい。 |
スポンサーリンク
スタークが催す宴の中でサンサを見て気に入る。
ティリオンに「スターク夫妻に挨拶しに行け」と言われるが反発したため殴られ渋々向かう。キングズランディングへ向かう途中の野営地でサンサと二人きりになり交流する。その後剣の稽古をしていたアリアとマイカのところへ行き、マイカの顔を傷つける。そのおかげでアリアから殴られ、アリアの狼のナイメリアに噛まれて重傷を負う。
サーセイに手の怪我の手当をされる。狼に手を噛まれたことで意気消沈しているがサーセイに励まされる。北部は必ずしも王に従順ではないために私設の軍隊を持ち、北部にも王に従順な人物を置くべきだとサーセイに言うが反対される。
サンサに会ってこの数週間酷い態度を取ってしまいました、二度と無礼をしません、二度と冷たくしませんと言って謝罪しペンダントを贈り、キスをする。
イノシシにやられたロバートと不安げに話す。死に際を見ないようにと言われて出ていく。ロバートの死後2収監以内に戴冠式の準備をしろとエダードに命令。
王となる。バリスタンは年を取りすぎたと発言。サンサがエダードへの慈悲を請うのを聞く。罪を認め、自分が王だと宣言しなければ慈悲はないとサンサに言う。
サンサには服従すればエダードを助けると言ったが、約束を破り、エダードを公開処刑させてしまう。
ロバートを馬鹿にする歌を歌っていた吟遊詩人の舌を切るように命令。サンサに対してわざわざエダードの晒し首を見せる。
命名日の祝いとして騎士の決闘を楽しんでいた。飲んだくれの決闘士のドントスを面白がってワインで窒息させようとするもサンサとハウンドの言葉により中止。玉座の間を改装しようとする。スタニスの手紙が広めた自分の出生について(ロバートとの子ではない)疑問を持ちサーセイに聞く。父上の落とし子は何人いるのかとサーセイに聞こうとすると顔を殴られたため「今のは死に値する。二度とするな」と脅す。
兄の謀反の償いをしろとサンサにクロスボウを突きつける。しかしサーセイが殺すなと言うといい、殺すのはやめてマーリン・トラントに痛めつけさせる。ティリオンにその行為を諫められる。ティリオンの思惑で娼婦をあてがわられるが、狂気はおさまらず、ロスともう1人の娼婦同士で全力でムチ打ち、さらには堅い棒で叩かせ、クロスボウを構えて脅して喜ぶ。娼婦が命乞いをするも、娼婦の死体をティリオンの元へ届けさせるつもりだという意思を示した。
他のラニスター同様、ミアセラを見送る。トメンが泣くのを見て「母親を探して泣く子猫か?プリンスが泣くな」とジョフリーなりに慰める。しかしサンサに「あなたも泣いていました」と言われて不機嫌になる。ミアセラを見送った後に城へ戻る途中に牛糞を投げつけられたために激昂して民を殺せと命令。発しした民の暴動に巻き込まれてしまう。このことによりティリオンに激怒され殴られる。
スタニスが迫っていることを軽く見て北部のスタークを滅ぼすと言う。スタニスが来たら自ら馬で迎えてやると大口を叩く。
出撃前に自分の剣「ハートイーター」にサンサにキスさせる。スタニスとの戦いを前に強がるが明らかに怯えている様子。サンサに「前線で戦うのですか?」と聞かれる。戦いが始まると逃げ惑うばかり。サーセイから戻るように指示されたのをこれ幸いと、兵士の士気が下がることも厭わず逃げてしまう。
タイウィンを王の手に任命する。王都を救ったロラスへ褒美を聞くと、妹のマージェリーと結婚してほしいと頼まれ、一度は断るがサーセイとパイセルが「反逆者の兄を持つサンサよりマージェリーと婚約した方がいい」と進言したためその通りにする。
部下を率いて城下町を闊歩。マージェリーが貧しい人々に施しをしているのを見る。夕食の場ではサーセイがマージェリーのその行いを咎めるが、ジョフリーはマージェリーの肩を持つ。
サーセイと話し、マージェリーと結婚しなくても良いと言ってくるので不機嫌になる。マージェリーがかつてレンリーの妻だった頃についての話を聞く。自分のボウガンの仕組みをマージェリーに得意気に説明する。
マージェリーに城の中を案内する。マージェリーに促されて民衆の前に立つ。マージェリーが言う通り、民衆たちはジョフリーに歓声を上げた。
ピーターを裏切ったロスを遊び道具として弄びボウガンで殺していた。過程はなく、死んだロスを見て笑みを浮かべるシーンのみ描写。
タイウィンを呼んで小評議会で決定された件について聞く。以前とは違い遠い場所で小評議会を開いていることに、自分が疎外されているようなので文句を言う。デナーリスとドラゴンのことを心配してについて手を打つべきでは?とタイウィンに言う。
ティリオンとサンサの結婚式で、花嫁であるサンサが会場に入場する時に「お前の父の代わりに夫の元へ送り届ける」と言ってサンサをティリオンの元へエスコートする。そしてわざわざ嫌がらせとして、背の低いティリオンのために用意されていた椅子を持っていってしまう。サンサに対してラニスターの子供を産むことを喜び、ティリオンではなく自分が子供を仕込もうということを嬉しそうに語る。ティリオンに暴言を吐かれたため激怒する。
嬉しそうに「見せてやれ」と言って、ロブやキャトリンが死んだことを伝える手紙をティリオンに見せる。ロブの首も送らせて、婚礼でその首をサンサの前に出すなどと言い出すのでヴァリスやティリオンに制止される。特に暴言を吐いたティリオンに激怒する。
ジェイミー、マーリンと共に警備計画について話す。歴代キングズガードの偉業が書かれた書物を読み上げて、ジェイミーには何も功績がない上、左手をなくしては、と皮肉る。
婚姻を前に、メイスなどから貢ぎ物を受け取る。ティリオンからの本を貰った時、珍しく「ありがたく受け取る」などと殊勝な言葉を送る。ジェイミーがもらったものと対の、もう1本のヴァリリア鋼の剣もタイウィンから授かり、嬉しそうに振り回す。その後マージェリーとの結婚式が行われる。その後の宴で自分がプロデュースした、小人症の役者を使った5王の戦いの劇を再現した出し物を見せる。そしてその中にティリオンが混ざってみるように言い出す。さらにその後衆目の前でティリオンを馬鹿にし辱め続けようとするが、突然苦しみ出し、最後にティリオンの方に腕を伸ばして絶命する。
凡人の感想・ネタバレ>ゲーム・オブ・スローンズ相関図付き登場人物解説>ジョフリー・バラシオン