ジョラー・モーモント -ゲーム・オブ・スローンズ登場人物解説-

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人物解説

北部のベアアイランドを治めるモーモント家の人間。しかし借金に苦しみ、金のために奴隷を売るという罪を犯してしまい、そのために北部総督のエダード・スタークに追放される。そして王の許しを得るためにヴァリスのスパイとしてターガリエン兄妹を見張り続ける。だがデナーリスに情が移り、スパイの立場を捨ててデナーリスに忠実に仕える臣下となる。

シーズン1では7話まではヴァリスのスパイとして仕事をしており、時折王都に連絡することもあった。しかし7話でデナーリスが毒で暗殺されそうになった時、それを阻止してしまう。これにより以降はデナーリスの忠臣として仕えるようになる。デナーリスの兄のヴィセーリスがドラゴンの卵を持って逃げようとした時はそれを制止する。デナーリスが夫のドロゴの遺体を焼き、また同時にドラゴンの卵と共に炎に入るのを止めようとするが、デナーリスは聞かなかった。しかしデナーリスは無傷で生存し、ジョラーは跪いた。

シーズン2ではデナーリスと共に遭難しかけていたが、共にクァースの町へたどり着く。一旦、船の調達のためにデナーリスの元を離れるが、結局はデナーリスに町を出ることを拒否される。

シーズン3ではバリスタン・セルミーもデナーリスに仕えるようになり、いつも2人でデナーリスを支えるように。しかしバリスタンから、ジョラーはかつて奴隷貿易に手を染めた人間として知られているため、デナーリスの側近として相応しくない、という事を言われると「後から入ってきた人間に言われる筋合いはない」と返した。

シーズン4でも変わらずデナーリスに忠実に仕えるが、8話でバリスタンがジョラー宛ての手紙を見つけてそれによりジョラーがヴァリスのスパイだったということが知られてしまう。これにより激怒したデナーリスから追放されてしまう。

シーズン5でジョラーはボランティスに流れ着いていたが、そこで偶然にヴァリスと共にいるティリオン・ラニスターを見つける。ジョラーはデナーリスから許されようとするためにティリオンを誘拐して手土産にしようとする。デナーリスのいるミーリーンまで船で移動するが、途中の遺跡で灰鱗病に罹ってしまう。
その後闘技大会予選に現れてデナーリスにティリオンを渡すが、デナーリスには許されなかった。しかしミーリーンで行われる闘技大会本戦にも出場。そこでデナーリスを殺そうとしていた「ハーピーの息子たち」を倒してデナーリスを救う。デナーリスはドラゴンに乗りどこかに消えてしまう。

シーズン6ではデナーリスの捜索に出る。デナーリスはドスラク人の聖地、ヴァエス・ドスラクにいたのでダーリオ・ナハーリスと共に潜入して救出する。どこまでも忠実なジョラーをデナーリスは許そうとするが、自分が灰鱗病にかかっていることを打ち明ける。触れただけで感染する病であるため、このままデナーリスに仕える事は出来ないと、今度は自分の意思でデナーリスの元から去った。デナーリスはいつか必ず戻ってくるようにとジョラーに言った。

シーズン7ではオールドタウンに流れついていたが、病はすでに相当進行していた。すでに死を覚悟していたが、オールドタウンにいたサムウェル・ターリーは書物に書かれていた治療法を試す。激痛を伴う治療だったがジョラーはこれに耐えきる。そしてデナーリスの元へと戻った。
ジョン・スノウらが壁の北で死者を捕らえる作戦を決行しようとしていたので、ジョラーもこれに参加する。途中でデナーリスが救出に来たおかげで生存。
その後はサーセイとデナーリスの会談に出席した。

相関図

ジョラー・モーモントとその関わりの深い人物との相関図
名前 解説
デナーリス・ターガリエン ターガリエン家の生き残り。ジョラーは奴隷を売ったことで北部を追放された後、ヴァリスのスパイとしてずっとデナーリスを監視し続けていた。しかしシーズン1の7話においてデナーリスの暗殺を食い止めてしまい、この時からスパイとしてではなく純粋にデナーリスに仕える者として生きるように。スパイであることが知られ一度はデナーリスに追放されるも、それでもデナーリスの元へ戻ってきて再び側近となった。
ヴァリス 王都の中枢である小評議会のメンバーの一人の宦官。北部を追放されたジョラーを自らのスパイとした。シーズン1の7話ではジョラーに恩赦が出たという手紙を送ったのだが、ジョラーはスパイの立場を捨ててデナーリス側についた。
ジオー・モーモント ジョラーの父親。シーズン1〜3までカースル・ブラックでナイツウォッチ(冥夜の守人)の総帥を務めていた。シーズン3で壁の北へ出ていた遠征の帰りで反逆者に殺されてしまう。ジョラーはこのことをシーズン5にティリオン・ラニスターから聞いた。
バリスタン・セルミー 王都でキングズガードだったが、シーズン3からデナーリスに仕えるようになった。ジョラーはバリスタンが何かを決めようとすると、後からデナーリス軍に加入した者だとして冷たい態度を取ることもある。シーズン4ではバリスタンがジョラーが元々ヴァリスのスパイだったことを知ってこれをデナーリスに教えたため、ジョラーはデナーリスから追放されることになる。
ダーリオ・ナハーリス ユンカイの傭兵団セカンドサンズのメンバーの一人。シーズン3でデナーリスに惚れこみ、味方の首を持ってデナーリスに仕えるようになった。そのうちデナーリスと肉体関係を持つようにもなり、ジョラーはそのことについては良い気はしていなかった。
ティリオン・ラニスター シーズン4でデナーリスに追放された後、ジョラーは王都から亡命してボランティスにいたティリオンを偶然発見する。そしてティリオンを誘拐してデナーリスの元へ手土産として持っていき許されようとする。しかし結局はデナーリスからは再び追放されてしまう。
サムウェル・ターリー シーズン4でティリオンと旅をしている間に患った灰鱗病はシーズン7時点ではかなり進行してしまっていたが、オールドタウンにいたサムに治療される。皮を剥がして軟膏を塗るという壮絶な治療だったが、ジョラーは耐えきり、治療は成功した。
ジョン・スノウ シーズン7でジョンは壁の北で死者を1体捕らえる作戦を決行するが、ジョラーもこれに参加する。道中、ジョンはジオーからもらったヴァリリア鋼の剣「ロングクロウ」をジョラーに渡そうとするが、ジョラーは家名を汚した身だとして受け取らなかった。

シーズン1での動向

1話

ヴァリスのスパイとしてターガリエン兄妹を見張るのが仕事。デナーリスとドロゴの婚礼に出て、兄妹に仕えるようになる。

2話

兄に望まない結婚をさせられたデナーリスを気遣う。ドスラクの文化にすぐ慣れると励ます。ヴィセーリスに「なぜ亡命した」と聞かれて奴隷を売ったからと答える。

3話

デナーリスに付き従い助言するポジション。ヴィセーリスの命令は聞かず無視。デナーリスが妊娠していることを知ると一時単独行動する。報告のため?

4話

デナーリスに付き従う。デナーリスに「ヴィセーリスがドスラク人の軍団を得てナローシーを渡ったら王座を奪還できるか」という問いにロバートは戦をするだろうと返す。以前はロバートの相談役と共に戦ったが、妻のせいで金に困っていたから奴隷を売り、エダードに追われる身になってしまった、しかしその妻も今は別の男のところに行ってしまったと話す。兄をぶってしまったと悔いるデナーリスに「レイガー様が最後のドラゴンだった。ヴィセーリスは蛇の影以下だ。ヴィセーリスが玉座に座るのが見たいですか」と言う。

6話

ヴィセーリスと共にデナーリスが女王となる儀式を見守る。最中でいなくなったヴィセーリスがドラゴンの卵を盗もうとしているのを見つけて、「心から忠誠を誓っているからこそ邪魔をするのです」とヴィセーリスに言って止める。ヴィセーリスはその後ドロゴに殺される。

7話

ドロゴが王の座に興味ないためデナーリスに相談される。ヴァリスの使いから手紙を受け取り恩赦が出たため故郷に帰れるという話も聞く。しかしデナーリスが刺客により毒殺されるのを食い止めてしまい、スパイとしての役割を放棄して裏切ったことになる。

8話

デナーリスの指示通りドスラク人が女を襲うのをやめさせる。

9話

ドロゴの傷の具合を見て「今夜亡くなる」と診断。ドロゴを見捨てて逃げるようにデナーリスに助言。デナーリスに反抗するドスラクの戦士を殺す。

10話

妖女に騙されたデナーリスに子供は死産だったことを伝える。デナーリスがドロゴの遺体、3つのドラゴンの卵と共に火に入るのを止めようとする。火の中に入っても生きているデナーリスを目撃し、改めて忠誠を誓う。

シーズン2での動向

1話

デナーリスと共に行動を共にする。荒野で遭難している状況でデナーリスに地理を教える。

2話

デナーリスら一行と共に飢えと渇きに苦しむ。前話で視察に出た3人のうち1人の馬だけが戻ってきたのを見つける。

4話

デナーリスと共にクァースへ向かう。

5話

クァースの商人たちのパーティにデナーリスと共に出席。パーティ中に仮面をかぶった「何者でもない」と名乗る女性と話して素性を見抜かれる。デナーリスが軍と船のために結婚しようとすることに大反対する。デナーリスは「尊敬され恐れられるだけでなく愛される、優しい人間だ。だから王につくべき」と話し、「あなたが未だにこの世のものとは思えない」と言い、デナーリスを愛していることもつい漏れてしまう。船はクァースのものではなく自分が見つけてくるとデナーリスに言って一時離れる。

7話

船を調達するために出ていたが戻ってくる。船を探すためとはいえデナーリスから離れたことを後悔する。不機嫌になっているデナーリスに冷たくされる。ドラゴンを見つけるように指示される。前会った「名のない女」にドラゴンの場所を聞きに来る。「ドラゴンを盗んだ者は彼女と一緒」と助言を聞く。

8話

船と船長を確保できたためアスタポアに発つとデナーリスに告げるがドラゴンを置いてはいけないと拒否される。デナーリスの要望により、デナーリスをパイアットの元へ連れていくことにする。

10話

デナーリスと共に死者の館を訪れる。しかしいつの間にかデナーリスを見失ってしまう。

シーズン3での動向

1話

カラザールを得るには強さを証明しなければとデナーリスに助言する。デナーリスを助けたバリスタンを取り押さえる。その後バリスタンを知っているかとデナーリスに聞かれて「知っている」と言い、エイリス王のキングスガードだと紹介した。

3話

手を血に染めなければとデナーリスに覚悟を促す。穢れなき軍団なら略奪もしないと言う。

4話

バリスタンと共に奴隷商人と交渉するデナーリスを見守る。

5話

自分がソロスと戦い騎士になった時の話をバリスタンに話す。謀り事や裏切りを話し合うのはバリスタン同様好きではないと言う。デナーリスには側近が必要だが、ジョラーはかつて奴隷を商人に売ったことで知られているため、ウェスタロスで迎え入れられない可能性があるためふさわしくないとバリスタンから聞かせられるが、自分はずっとデナーリスのそばにいたのだとバリスタンに辛辣に返す。

7話

デナーリスにユンカイについて解説する。ユンカイを落としても意味はないとアドバイス。

8話

セカンドサンズという傭兵軍団の危険をデナーリスに語る。

9話

ダーリオに不信感を募らせる。ダーリオ、グレイワームとと共に見張りを殺すためにユンカイに夜忍び込むことになる。見張りが少数でなく大量にいたのでダーリオに文句を言う。デナーリスにユンカイの権力者は降伏する気などなかったこと、奴隷たちだけは降伏したことを伝える。

10話

解放したユンカイの奴隷たちの群衆の中に入っていくデナーリスを心配そうに見つめる。

シーズン4での動向

1話

大きくなってきたためドラゴンが手に負えなくなりつつあることを危惧、「母親といえど飼いならせはしません」とデナーリスに忠告する。

3話

ミーリーンの代表との一騎打ちを名乗り出るが相談役は大事だとデナーリスに拒否される。

4話

デナーリスから、ミーリーンの権力者たちは何人の子供を磔にしたかと聞かれて、「163人です」と答える。

5話

ジョフリーが死に、今ならキングズランディングを征服できるかもしれない、しかしウェスタロス全体を征服は不可能だとデナーリスに言う。ユンカイ、アストポアでは穢れなき軍団が消えると再び奴隷制が復活してしまったことを話す。しかしそれは忘れるべきだと言う。

7話

ダーリオがデナーリスの部屋に忍び込んでいたことを知る。ダーリオは信用すべきでないと進言。また、親方たちを虐殺するのはいけない、敵を全て悪と断じるのはダメだと言う。それを受けてデナーリスは奴隷たちに選択の権利を与えることにする。デナーリスに「あなたが(私の決断を)変えさせた」と言われ、デナーリスにとって大きな存在であることを強調される。

8話

バリスタンから、彼が受け取ったロバート王の赦免状を受け取る。元々ヴァリスの息のかかった者だったことがデナーリスにも知られてしまう。それでもデナーリスへの忠誠は確かなものだと主張するが聞き入れられず、死罪は免れるものの追放される。こうして一人あてもなくさまようことに。

シーズン5での動向

3話

ティリオンとヴァリスが寄ったボランティスの酒場に偶然一人でいて、ティリオンに気付く。ティリオンが小便をしているところで「女王への手土産にする」と言ってティリオンを捕らえる。

4話

ティリオンを捕縛した後、小船を奪ってミーリーンにいるデナーリスの元への手土産として連れていこうとする。ティリオンに「俺を連れていっても許されるとは限らないぞ」と言われるとティリオンを殴りつける。

5話

相変わらずティリオンとはろくに話をしないで船で進む。途中、廃墟と化したヴァリリアを通り、ティリオンと共にドロゴンを目撃する。この時、石化人に襲われる。なんとか撃退するが、実は石化人に触れられており、灰鱗病に冒されてしまうことになる。

6話

ティリオンと共に徒歩でミーリーンを目指す。ティリオンとようやくまともに話す。ティリオンからジオーが壁の向こうへ遠征へ行った時の反乱で死んだことを聞く。デナーリスになぜそこまで尽くす?と聞かれて、デナーリスが炎に入っていった時から心酔したことを話す。奴隷商人に囲まれてしまう。ミーリーンの闘技場の闘士として自分を戦わせるように奴隷商人のリーダーを説得する。

7話

ティリオンと共に奴隷として競りに出される。ティリオンと一緒に買われる。闘技大会予選でデナーリスが去ってしまいそうだったため出番を待たずに戦いの場へ出る。そして他の闘技者を倒してデナーリスの前で兜を取って「贈り物」としてティリオンを捧げる。

8話

ティリオンの言葉により処刑は免れるが再び追放されることになる。自分を買った商人に交渉して自分を闘技大会本戦に出場させてもらうことになる。

9話

闘技大会に出場してデナーリスらを驚かせる。なんとか勝利した後、デナーリスの背後にいたハーピーの息子に向かって槍を投げてデナーリスを救出する。その後デナーリスの手を取って誘導する。

10話

デナーリスがどこかへ行ってしまった中でティリオンとダーリオと共にピラミッドに待機して話すが、こんなことをしている場合ではないと苛立つ。そしてダーリオと共にデナーリスを捜すために旅立つ。

シーズン6での動向

1話

ダーリオと共にデナーリスとドロゴンがいた高原に辿り着いて痕跡を見つける。騎馬族、ドスラク人がデナーリスをさらったのだと見抜く。

4話

ダーリオとデナーリス捜索を続行。老いているため、歩くのがダーリオより遅れる。ダーリオがデナーリスと肉体関係にあることを聞いて不機嫌になる。ヴァエス・ドスラクに到達すると神殿にデナーリスがいると推測。ダーリオに灰鱗病であることを知られる。夜にヴァエス・ドスラクに忍び込む。商人だと嘘をついたがドスラク人にバレる。デナーリスと会うが、デナーリスは逃げることを拒み、自らモロたち全てを焼き殺す決断をした。炎から現れたデナーリスに跪く。

5話

デナーリスから以前の非を許される。しかし自分が灰鱗病であることを教えて、デナーリスから離れる決断をする。これからもずっと愛していると告白し去る。灰鱗病を治したら戻るようにと命令される。

シーズン7での動向

1話

灰鱗病が進み、重病人としてオールドタウンに隔離されている。サムと出会う。

2話

灰鱗病が進行、死ぬのは10年、正気を失うのは長くて半年とエブローズに診断される。元々死んだ身として手紙はいらないとサムに言う。しかしもう死ぬ覚悟でデナーリスに手紙を書いていた。サムが独断でジョラーの灰鱗病を治そうとしたので、激痛に耐えながらそれを受ける。皮膚をはがして軟膏を塗るというもので激痛を伴うが耐える。

3話

激痛に耐えてサムの灰鱗病の治療を受けて治る。サムに命の恩人だと礼を言い、オールドタウンを出てデナーリスの元へ向かう。

5話

デナーリスの元へ戻って来て再び仕えるようになる。北の壁へ行き死者を捕らえる作戦に参加することを誰よりも早く名乗り出る。旅立つ前にティリオンからお守りとして金貨を預かる。トアマンドと会った時父のジオーがナイツウォッチの総帥だったためその因縁で喧嘩になりかける。

6話

ジョンとジオーについて話す。ジオーが部下に殺されたことを知り無念だったろうと悼む。エダードが自分を殺そうとしたが自業自得とはいえエダードを恨んだと話す。ジオーの剣ロングクロウを渡されるが「一族の名を汚し父を失望させた」として拒否してジョンに返す。

7話

ジョン、ティリオンらと共にサーセイの面会に立ち会う。北へ向かう際、デナーリスはドラゴンに乗っていくべきと提案する。

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